ダイエットは続けていくとどうしても停滞してしまうもの。
ダイエットの停滞を解決する方法としてチートデイという方法が良く使われていますが、1次的にチートデイをするとどうしても次の日は体重が増えてしまいますよね。
そんなチートデイをした次の日は何㎏くらい体重が増えるか・なんで1日で体重が爆増するのか知っていますか?
今回はそんなチートデイ翌日の体重の変化についてみていき、1日2日の食べ過ぎなんて気にする必要なし と再確認していきましょう。
1日の食べ過ぎで何㎏増える?
チートデイをすると何㎏増えるかについては人によってばらつきがあります。
大体の目安をいうと、女性:1~2㎏ 男性:2㎏~3㎏
チートデイでいくら食べすぎたといっても多くの人はこの範囲内に収まるでしょう。
また、1日の食べ過ぎでは女性:1~2㎏ 男性:2㎏~3㎏ですが、2日3日と続けていくと、体重の増加は緩やかになり、
3日間食べ過ぎても、女性:2~3㎏、男性:3~5㎏
人間の身体は一的な食べ過ぎに上手く対応するように進化してきたといわれているので、2~3日で脂肪が付いてしまうとは考えづらいんです。
とはいえ、日常的なオーバーカロリーは肥満まっしぐらなんで注意したいですね。
それでは、チートデイの翌日は何で体重が増えるのかについてみていきましょう。
増えた体重のほとんどは水分
チートデイで脂肪が付くとは考えづらいものの、なぜ翌日は体重が大幅に増えるのでしょうか。
結論から言うと、増えた体重は水分と便。
チートデイはその特性じょう、普段より糖質や塩分を多く摂取することになります。
その結果、身体が浮腫む。
人間は糖質をたべると、グリコーゲンどいう形で体内に貯蓄し、身体を動かすエネルギーとして蓄えます。
グリコーゲンの貯蓄量は体の大きさによって個人差はありますが、300~400g程度は貯蓄。
グリコーゲンは1gで3gの水分とくっつき貯蓄されるため、400gのグリコーゲンが増えると、1200g(1.2㎏)の水分も一緒に体内に入ってくるわけです。
つまり、糖質の影響だけでも 400+1200=1600(1.6㎏)の体重が増える。
また、普段より塩分を多く摂取した人間の身体は体内の電解質のバランスが崩れ、細胞に水分をため込んでしまいます。
簡単に言うと、「人間の体液の塩分濃度は一定。塩分が多くなったらその分だけ水も多くしなきゃ」と身体が水分をため込むわけです。
塩と水は0㎉。脂肪が増えたわけではない。
とはいえ、体重計の数値では、1,2㎏はむくみの影響だけで変化します。
チートデイや2.3日の食べ過ぎの後では、脂肪の増加による体重増加ではなく、水分の増減によって体重が大きく変化すぐわけです。
また、多く食べたということは多く便が出る。
便の重さも重くなるため、体重が増えるというのは当たり前のことなんです。
2,3日の食べ過ぎで太ることはない
最後に今回のまとめをしておきましょう。
- チートデイ翌日は、女性:1~2㎏ 男性:2㎏~3㎏ は増える
- 2~3日食べ過ぎても、女性:2~3㎏、男性:3~5㎏くらい
- 増えた体重のほとんどは水分
- 糖質を食べるとエネルギーとして使われるグリコーゲンが蓄えられる
- グリコーゲンは1gにつき3gの水分を含むから、1.2㎏は増える
- 塩分をとると、体内の塩分濃度を一定に保つために水分をため込む(1~2㎏)
- 塩と水は0㎉。脂肪とは関係ない
まとめが多くなりましたが、一言でまとめると
2~3日の食べ過ぎで大きく脂肪が付くということはありえない
日々の食べ過ぎに注意して、ダイエットを継続すればだれでもダイエットは可能。
著者自身も、飲み会や旅行の後なんかは平気で4.5㎏の体重が増えますが、食べ過ぎを引きずらず、元の生活に切り替えれば問題なし。
ダイエットは短期的な頑張りより、長期的な習慣の方が大切というわけですね。
長期的に目標を考え、トライアンドエラーで行動していきましょう。