真面目にコツコツとダイエットをしている。
そんな人はチートデイを入れた方がうまくいくぞというお話です。
チートデイとは、直訳して騙す日。
ダイエット中の食事制限から解放され、1日だけ好きなものを食べてOKな日をつくる。
チートデイの頻度や注意点なんかは、「停滞期を打破するチートデイの真実。チートデイをする意味は本当にあるのか。」を参考に。
ストレスが全くかからない生活・ダイエットができているならチートデイは必要ないかもしれませんが、
現代社会でストレスフリーな生活を送るというのは難しいところ。
最近の研究では、真面目な人ほどチートデイを取り入れるメリットがあると考えられています。
本記事ではそんなチートデイの魅力についてご紹介します。
定期的にダイエットのオフ日をつくる
停滞期を打破するチートデイの真実。チートデイをする意味は本当にあるのか。
太らない身体をつくるには?代謝を改善させ痩せ体質になる方法。
でも書いた通り、ダイエットで摂取カロリー<消費カロリーの状態を続けるとどうしても代謝が低下し、痩せずらい身体になってしまいます。
これは、身体にとって正常な反応で「セットポイント」という理論に元図いています。
そこで、一時的にダイエットをやめれば、再び体脂肪が燃えやすい身体に戻るということで考えられたのがチートデイです。
実際に、セットポイントの理論から考えると、チートデイを行えば脳が安心して再び体脂肪を燃やしやすいモードに戻ってくれると言われています。
その中で、一般的なダイエットではそこまで代謝の低下は起きないのでは?と考える人も多いので、チートデイ反対派が存在するわけです。
しかし、チートデイには代謝の回復だけでなく、その他もメリットが存在します。
それは、モチベーションの維持。
詳しくみていきましょう。
チートデイでモチベーションが続く
ある研究で明らかになった、チートデイの精神的メリットは以下の通りです。
- セルフコントロールの能力アップ
- ダイエットを楽しく感じれる
- ダイエットのモチベーションアップ
研究者は、
「目標を達成するには、あらかじめ快楽を感じる瞬間を計画しておく。その方が、目の前の誘惑に打ち勝つ確率が上がる。」としています。
どんなダイエットも成功するには継続が1番大切。
チートデイを設けておくことで継続しやすくなるというならチートデイのメリットは大きそうですね。
いずれにしても、チートデイは代謝の回復といった身体的メリットという面だけでなく、精神的にもかなりメリットがあると結論図けられています。
チートデイで体脂肪が減ったというデータ
2014年に行われた大きめの研究では、定期的にチートデイ行った方が体脂肪の減少が多く、
実験後のリバウンドもなかったとか。
この研究は肥満気味の人を対象にしているので、全員にとってチートデイが素晴らしいということにはなりませんが、
チートデイが身体的にも精神的にも優位に働くという1つの信頼できるデータということに違いありません。
ダイエット中は摂取カロリーが少なくなる分、代謝の低下や食欲の亢進が起こるのは仕方がないところ。
チートデイは、代謝を向上させるとともに、食欲と関係があるホルモンの分泌にも効果があるため、取り入れるメリットは多そうですね。
マジメな人ほどチートデイを取り入れるべき
チートデイを取り入れて最もメリットを発揮できる人は、マジメな人です。
いくらマジメな人でも、日々のストレスや何らかの原因で予期せぬ失敗を経験することがあるでしょう。
こんな経験はありませんか?
お菓子をもらって1つだけ食べたら、もういいやと思い食べ過ぎてしまった。
急に友人に飲みに誘われ飲み会で、最初は気を付けていたが、途中から今日は良いやと食べ過ぎてしまう。
これらは「どうにでもなれ効果」とよばれ、些細な失敗が連鎖的に大きな失敗になる事を言います。
この現象では目標達成のモチベーションが失われやすく、マジメな人ほぼ陥りやすいミスとなります。
しかし、あらかじめチートデイを計画し、失敗してもいい日をつくっておくと目標達成の能力が強化され、モチベーションも維持しやすいと結論図けられています。
1日の食べ過ぎでダイエットが失敗することはありません。
真面目過ぎる人ほど1度の失敗でダイエットをやめてしまい、結果的に失敗するということがあるため、
頑張りすぎは要注意ですね。
もちをん、チートデイの頻度や注意点については知識を入れておく必要がありますが、
ダイエットの頑張り屋さんほどチートデイを入れてみても良いかもしれませんね。
チートデイのやり方・注意点についてはこちらを参考に。