お菓子などでよく使われているスパイス「シナモン」。
実はダイエットに効果的な成分が多く入っていることを知っていますか。
シナモンには血流改善・むくみ解消・抗炎症作用・脂肪分解を促進する作用など、様々な素晴らしい効果が報告されています。
シナモンは、古代からアジアや地中海地方で漢方として使われていたほどの歴史を持っています。
漢方として使われていただけあって、美容や健康面に多くの効能があるというのは納得。
現代で使われているサプリより歴史が古く、人間が摂取した時の安全性も担保されているのは嬉しいですね。
そして、様々な研究からシナモンはダイエットに効くと報告されています。
シナモンを効率よく摂取し、日々のダイエットを加速させてやりましょう。
シナモンの効能一覧
- 抗酸化作用
- 抗炎症作用
- 血流改善
- コレステロール値改善
- 血糖コントロール
- むくみ解消
- 脂肪細胞の熱生産を促進
シナモンは古来より漢方として様々な活用をされていました。
抗酸化作用・抗炎症作用についての効果は素晴らしく、健康メリット盛りだくさん。
様々な研究を複数調べたメタ分析では、シナモンの摂取によって血圧やコレステロール値が改善したというデータも複数報告されています。
ダイエットもメタ分析が行われていまして、シナモンは体脂肪減少にも役立つと報告されています。
ダイエットに関する効果についてもみていきましょう。
シナモンのダイエット効果
2020年に行われたメタ分析(信憑性が最も高い研究)によると、シナモンを摂取したグループはダイエットに効果的だったという結果が出ました。
1日平均で1.5gのシナモン摂取を8から16週間続けたところ、平均の結果はこんな感じ。
- 体重:-1㎏
- BMI:-0.5
- ウエストサイズ:-2.4cm
- 体脂肪率:-1.0%
なかなか素晴らしい結果ですよね。
まぁ、この実験の被験者はもともと肥満体型の人が多いということもあり、健常人に同じような効果が必ず起こるとは言い切れませんが、シナモンによるダイエット効果は一定以上あるといって良いでしょう。
シナモンに体脂肪減少効果がある理由としては、シナモンに含まれる様々なファイトケミカルによるものだと推測されます。
また、シナモンはカリウムが豊富な食品としても知られているので、むくみ解消効果も期待できます。
食べ過ぎた翌日のむくみ解消目的としてもシナモンは役に立つということですね。
そして、シナモンの香りにはストレス解消効果も。
シナモンの香りによってダイエット1番の敵(ストレス)の対策もできるというのはありがたい。
いずれにしても、ダイエット生活でシナモンを取り入れるメリットは多くあると考えられます。
どのくらい摂取すればいい? 何gがいい?
ここまでシナモンの効果が素晴らしいと、「よし、取り入れよう。どのくらい食べればいいかな?」と疑問に思うのは必然。
結論から言うと1日1.5~2.0gを2か月(8週間)ほど続ける。
様々な研究により、シナモンは摂りすぎても取らな過ぎても効果を最大化できません。
より良い効果を得るには毎日継続して2g程度を摂取する必要がありそうです。
研究では500㎎を3回摂取することで1.5gとしている研究など、様々ですが、平均して1日1.5~2g程度を摂ることが有効だと考えられています。
だいたい小さじ1杯分くらいで十分ということですね。
おすすめ摂取方法
最後におすすめの摂取方法についてもご紹介しておきます。
おすすめの摂取方法はこの3つ。
- コーヒーorお茶に混ぜる
- ヨーグルトにかける
- 肉料理の隠し味に
ほんのり甘い香りがするシナモンはお菓子などにも使われてい降り、コーヒーやお茶と相性抜群。
ミルクティーに入れればチャイのようなスパイシーな飲み物に。
コーヒーに入れれば、ブラックコーヒーも飲みやすい。
著者自身も、1日のご褒美にシナモン入りのコーヒーを飲んで1日のストレスを発散しています。
また、シナモンは肉料理ととても相性が良く、カレーなどの煮込み料理に使われていることが多いんです。
シナモンは鶏肉・豚肉・牛肉すべてに相性が良く、味の臭みけしだけでなく奥深さを出してくれます。
普段の料理や飲み物に振りかけるだけで◎。
すぐに使えるように家に常備しておくだけで、日常の使用量は増えてきます。
ぜひとも家の調味料コーナーにシナモンを。