ダイエットを成功させたい。でも何をすればいいかわからない。
ダイエットを成功させるためには、ただ1つ。摂取カロリー<消費カロリーの関係が必要です。
そうはいっても、いちいちカロリーを計算するのはめんどくさいし、現実的でないと思う人が多いのも事実。
そこで紹介したいことが、「食事内容や運動・体重の記録してみては?」ということ。
食事日記や、食べた物の写真を撮るなどのダイエット法があるように、「ダイエット」と「記録」には深い関係があるといわれています。
2009年に行われた信憑性の高い研究によると、「記録」することで心理的なメリットを得られやすくダイエットを促進する効果があるとしています。
他にも研究で記録するとダイエットがはかどると報告されているほど。
少し前に海外ではやったレコーディングダイエットもこの手法ですね。
記録をするだけでなぜメリットがあるのか・何を記録すればよいのか・どう記録すればいいのか、詳しくみていきましょう。
記録することのメリット
記録するメリットとしては様々な報告がありますが、ダイエットに役立つ理由は以下のようなものがあります。
- セルフモニタリング能力向上
- 欲求を抑えやすい
- モチベーションを維持しやすい
- 今後の学びになる
セルフモニタリング能力とは、自分自身の考えや態度、行動を客観的に把握する能力のこと。
セルフモニタリング能力が高くなると状況に応じて適切な判断をすることができ、自己の行動をコントロールしやすいと言われています。
また、ストレスに強くなり、行動変容を起こしやすいとも言われています。
ダイエット中はストレスとの闘い。
セルフモニタリング能力が向上しストレスに強くなれば欲求に打ち勝ちやすいのは当たり前ですよね。
そして、記録を付けることの最大のメリットは「今後の学びになる」ということ。
人間は過去から学びより良い行動をとって進化してきました。
自分自身でとった記録も積み重ねていくことで貴重な資料となり今後に生かすこともできます。
失敗したなら何が原因なのか探る手掛かりになり、成功したなら成功の記録として今後や他人へ教える良い材料になります。
「記録する」ということでなぜダイエット効果があるのか、はっきりとした科学的結論は出ていませんが、統計学的に見てダイエットと記録には大きなかかわりがありそうです。
どんな理由があるにせよ、「記録する」ことがダイエットを促進するということは確実。
何のダイエット法をするか迷った際は「記録するだけダイエット」を選択肢の一つに入れるというのは良さそうですね。
何を記録する
「記録するだけダイエット」と言っても、何を記録すればよいのかわからないという方も多いでしょう。
ダイエット中、記録する内容は以下のようなものがおススメです。
- 食事の内容
- 体重の数値
- 身体の見た目
- 運動した種目
これらを全て記録する必要はありません。
自分が継続して記録できそうなものを選んで頂ければ良いかと。
記録する際は、日記に書いたり写真を撮ったりといろいろと方法はありますが、注意点もあります。
それについてみていきましょう。
【記録するときの注意点】どう記録する?
記録する際の注意点としては、目標と結果にフォーカスした記録をするということ。
体重を減らしたいという目標なら体重計の数値を記録する。
健康的になるというなら食事内容を記録する。
カロリーを減らすということならカロリーを記録する。
引き締まった身体になりたいというなら見た目の写真や運動した回数などを記録するなど。
体重を減らすという目標なら食事内容や運動を記録しても効果は薄いということですね。
もちろん、複数の記録を組み合わせて、健康的に引き締まった身体にするという目標を立て、食事内容と運動の記録を付けるなどでも良さそうですね。
「記録する」効果をさらに高くしたいという方は、
- 記録の内容をオンラインや友人に報告する
- 強制的に記録するシステムを取り入れる
- デジタルではなく手書きで記録する
といった方法もおすすめです。
おすすめアイテム
最後におすすめアイテムについて。
今回は著者が愛用しているものも含めて3つだけ紹介します。
著者自身は体重・見た目・運動・食事のすべてをスマホの中に記録しています。
1年中ずっとではないですが、プチダイエットでは記録することを心がけています。
そのおかげで、リバウンドすることはありませんし、日に日に筋肉がついて理想の身体に近づいている感覚です。
興味があったら是非試してみてください。