ダイエットをするには摂取カロリー<消費カロリーの状態が必要になります。
摂取カロリーは食べた物がどのくらいカロリーを含んでいるか。
消費カロリーは生活する中でどのくらいカロリーを使っているか。
消費カロリーは基礎代謝・活動代謝・食事誘発性熱産生の3つがありますが、詳しくは以下の記事を。
食事制限だけがダイエットじゃない。消費するカロリーも考えねば。
今回は3つの私たちが日常生活を送る中で、何の動作がカロリーを多く使い、カロリーをあまり使わない動作は何なのか。
ある研究では、同じ運動量でも「自分は運動している」と思いながら生活していた方が筋肉を刺激しやすく、痩せやすかったということが報告されています。
これは日常生活でも同じことが言えるため、「自分は運動している」と思うだけでダイエットがはかどるかもということです。
なんとも興味深い話ですね。
それでは早速、見ていきましょう。
※消費カロリーは体重や筋肉量など人それぞれ違ってくるため、あくまでも平均値。(今回は体重60~70㎏程度の人で計算しています)
寝る
睡眠の消費カロリーは1時間あたり50~65㎉。
眠っている状態は成長ホルモンが分必されやすく、代謝が活発になりやすいです。
よく睡眠をとっている人は肥満になりずらかったという研究結果もあるため、睡眠とダイエットの関係は奥が深そうですね。
睡眠は、時間より質の方が大切だといわれているため、自分の睡眠について考えることも大切そうですね。
座る
座っている状態では1時間あたり90~100㎉。
消費カロリーはよりかかって座っていた場合とそうでない場合でも前後します
横になっている場合との差の原因としては重心の位置の違いでしょう。
頭の位置が上→血を送るために心臓が頑張って動く→消費カロリーが上がる
こんな感じでしょう。
立つ
立位の消費カロリーは1時間あたり110~130㎉
寝る・座る・立つの姿勢の中では、皆さんが思っている通り、立っている姿勢が1番カロリーを消費するようですね。
読書をしたり、テレビを見たりする際も、座るのではなくたって行うだけでも少しだけ消費カロリーは変わってくるようです。
歩く
歩くさいの消費カロリーは1時間あたり120~145㎉。
歩く速さにもよりますが、一般的な移動や軽いウォーキング程度ならこのくらいの消費カロリーになります。
日常的に歩数が多い方が太りずらいという研究結果もあるため、運動不足の人は意識的に歩くことあら始めるのが無難かと。
1日半歩歩くべきかについては別記事して。
1日の歩数は何歩が理想?健康・ダイエットのために1日1万歩は正しいのか。
階段を上る
階段の昇降は1時間あたり380~440㎉。
とても負荷量の高い運動です。
まぁ、階段は1時間も上り下りしないですから、そんなにカロリーは稼げませんが、
5分あたりでも30~40㎉程度消費できるため、意識的に階段をつかうというのはよい選択かと思います。
また、上る速さを早くしたりすればもっと消費カロリーをアップできるため、ダイエットの参考にしてみてください。
入浴
入浴は1時間あたり190~220㎉程度。
入浴は、水圧や浮力などの関与も大きく、思ったより疲労を感じる人もいるでしょう。
入浴後に減った体重は水分によるものですが、お風呂でのリラックス効果によるダイエット促進は十分に考えられる話です。
1日の疲労を癒すためにもお風呂に入る習慣は身につけたいものです。
掃除
掃除は1時間あたり200~240㎉程度。
立ったりしゃがんだりすることもあり、掃除機などを持ち運ぶにもカロリーを消費しています。
雑巾がけなどをすればもっと消費カロリーを多くすることができますし、
工夫次第でもっと効果的にできるでしょう。
部屋も自分も綺麗になる。まさに一石二鳥。
料理
料理は1時間当たり115~140㎉程度。
立ったまま動作をしたり、頭を使ったりと、意外と消費するカロリーがあるんです。
ダイエットのことを考えてヘルシーなメニューを考えたり、工夫したりすることでより頭がエネルギーを使い消費カロリーもアップするはずです。
ダイエットと食事は最も大事か関係性があるため、バカにならない話ですね。
洗濯
洗濯は1時間当たり180~210㎉程度。
洗濯も、干すために物を持ち上げる動作やしゃがむ動作も含ませているため消費カロリーか意外とあります。
座って畳むだけだと消費カロリーはここまで高くないので注意しましょう。
話す
会話は1時間あたり95~110㎉程度消費します。
会話の素晴らしいところは、どこでもできるということ。
歩きながら会話をしても良いですし、家事をしながらでもいいでしょう。
会話する人がいないという場合は独り言や歌を歌うでもOKです。
また、会話することで副交感神経が刺激され、リラックス効果があり、ダイエットに役立つということもあり得ます。
日常のふとした瞬間の会話はいつからでもできる意外なカロリー消費手段です。