ダイエットは辛いものですか?苦しいものですか?
その答えが「yes」の人は要注意です。
苦しい状況でもダイエットを成功させることはできます。
しかし、そのダイエットはリバウンドのリスクが高く、あなたの健康を害する可能性すらあります。
体重をキープするために、ずっと苦しい生活をするなんて、何のためのダイエットかわかりませんよね。
そんなダイエットで泣く人に比べて、日々をイキイキと笑って過ごす人は何が違うのでしょう。
その答えは柔軟性です。
セットポイントを整え、柔軟に考えられるようになれば、人間は太りません。
むしろ理想の身体に近づくはずです。
今回は、その柔軟性についてみていきましょう。
ダイエットで泣く人の特徴
ダイエットで泣く人はどのような人でしょう。
それは、意志力・忍耐力で頑張りすぎている人です。
もちろん、ダイエットに頑張りが必要ないというわけではありません。
しかし、世の中には頑張りすぎている人が多すぎる。
ボディビルダーや格闘家なら話は別ですが、一般的にカッコいい身体・美しい身体なら過度な頑張りは逆効果です。
ダイエットで泣く人の特徴はこんな感じです。
- ダイエットを最速・最大効果で行おうとしている
- 過度な食事制限・活動量
- 禁止食材がある
- 毎日ダイエットをしなくてはいけないと思っている
- 食べ過ぎたことに罪悪感を感じ、翌日で帳消しにできるよう頑張る
このような特徴に思い当たる人は要注意です。
1つでも当てはまる人はダイエットを頑張りすぎている可能性があります。
少し気を緩めた方が人生のバランスを取りやすく、スムーズにダイエットを進めていけるようになるはずです。
ダイエットで笑う人の特徴
続いて、ダイエットで笑う人の特徴もみていきましょう。
- ダイエットは長期戦・生活の1部にすると理解している
- 無理せずずっと続けられる食事・活動量
- 好きなもの・美味しいと感じるものを食べる
- ダイエットは1週間のうち半分以上してればいいと思っている
- 食べ過ぎた翌日は、楽しかったことを思い出し、空腹感を感じたら元の食生活に戻す
これらを一言でいうと柔軟な考えを取れているということです。
生活の中で柔軟に考え、行動できていれば遅かれ早かれ、ダイエットは成功します。
柔軟な考えについて、簡単に見ていきましょう。
柔軟な考え方とは
柔軟な考えとは、固定概念・こだわりに縛られず、トライアンドエラ―で人生を楽しむということです。
これは、ダイエット以外にもとても重要な考えで、目標への成功率を上げる重要なテクニックです。
1度食べ過ぎたとしても罪悪感を感じず、楽しい思い出として、切り替える。
長期的な目標のためゆっくりと行動を進めていく。
しっかりと学び、試し、修正する
情報が多すぎる現代で、目標を達成しようとしたら、トライアンドエラーでしか成長できません。
日々の生活を柔軟な考え、行動していきましょう。
ダイエット成功の鍵はセットポイント
人間の身体はもともと太らないように設定されています。
過度に太っている人・痩せている人がいるのは、セットポイントに異常をきたしているからだと考えられています。
セットポイントってのは、人間の身体に備わっているシステムで、体重一定に保つ仕組みのことです。
食べ過ぎた翌日は空腹感を感じずらく、代謝が上がるため、結果的に数日で元の体重に戻ります。
風邪などで食欲が出ず体重が落ちたり、飢餓状態が続けば、代謝が低下し、空腹感が増すため結果として体重は戻ります。
このセットされたポイントが何らかの原因で高くなっている場合は肥満となり、低すぎると痩せすぎとなるわけです。
セットポイントについて、詳しく知りたい方は、
「適正体重までなら誰でも痩せられる」 「やってはいけないダイエット」 「痩せて、体脂肪率をキープできる人の5つの習慣」 あたりを参考に。
まぁ、考えてみれば、肥満の人が増え始めたのもここ数十年のことで、約600万年間は肥満に悩まされていなかったことを考えると、
人類の基本設計は太りも痩せもしていない身体(体脂肪率が男性12~15%、女性22~25%)なことは明らかですね。
このように、セットポイントさえ正常にすることこそが、ダイエット成功のカギというわけです。
セットポイントを正常に戻す方法は別の記事にて。