唐辛子がダイエットに良いという話を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
昔から、唐辛子に含まれる辛味成分カプサイシンは脂肪燃焼に役立つと考えられていまして、市販のダイエットサプリメントなんかにもカプサイシンが入っているものが多いんですね。
確かに、カプサイシンには我々の身体にプラスの影響を及ぼすことが報告れれていますし、発汗作用なども相まってダイエットに良いかもと言われているわけです。
では、カプサイシンを意識的に摂取すれば痩せる?と疑問に思う人も多いですよね。
そこで、今回は辛味成分カプサイシンとダイエットの関係について解説していきます。
結論から言うと、カプサイシンだけでダイエットは出来ないものの、ダイエットには役立つ。
そんなカプサイシンのおすすめの摂取法や注意点なんかも解説していくのでダイエッターには必見の内容になっているかと思います。
目次
カプサイシンとは?
カプサイシンとは、唐辛子に多く含まれている辛味成分です。
唐辛子を使った食品にも豊富に含まれえていまして、キムチやラー油なんかにも豊富に含まれています。
カプサイシンは加熱に強く、水よりも油に溶けやすい性質を持っています。
アツアツの料理やラー油などをイメージして頂ければわかりますね。
唐辛子の種類によって含まれているカプサイシンの量は異なりますが、カプサイシンが多ければ多いほど辛味を強く感じる特徴があります。
ダイエットに嬉しい効果
カプサイシンから得られるダイエットに嬉しい効果は以下の通りです。
- 代謝up
- 食欲抑制
- 冷え性予防
- 便秘解消
- 疲労回復
それぞれ具体的に見ていきましょう。
代謝up
カプサイシンにダイエット効果が見たいできる1番の理由は代謝のアップ。
これは複数の研究でも示されている内容でして、カプサイシンによって脂肪燃焼量がアップしたという報告もあるほどです。
また、食べ物を消化吸収する際に使うカロリー(食事誘発性熱産生)に関しては、カプサイシンが豊富な食品を摂取することで50%以上も上がったという報告もあります。
辛い物を食べると身体が熱くなるというのは体感とも一致しますし、カプサイシンが代謝upに役立つというのは間違いなさそうですね。
食欲抑制
代謝upに続いてダイエットに嬉しい効果としては、食欲のコントロールに役立つという面。
運動だけで痩せるのは難しいのは周知の事実。ダイエットしようと思ったら摂取カロリー<消費カロリーの関係をいかに楽につくるかにかかっているわけです。
研究によると、食前にトウガラシを摂取すると、自然と摂取カロリーが減ると報告されています。
どうにもカプサイシンは自然と食欲を抑制して食べすぎを予防してくれるみたいですね。
その原因としてはカプサイシンの刺激により消化器系にストレスがかかったからだと考えられているようです。
冷え性予防
ダイエットをしていると普段より冷えを感じるという人も多いのではないでしょうか。
代謝upの記載でもお話しましたが、カプサイシンには身体の血流を良くし、発汗作用があると分かっています。
血流が良くなるという事は、冷えを感じやすい指先なんかにも効率よく血流が流れるということですので、カプサイシンが冷え性の予防になるというのは当たり前ですね。
ダイエット中に冷えを感じやすくなったという人の中には代謝が低下してしまっている人もいると考えられるため、ダイエットブレイクやチートデイなんかを駆使して代謝機能の改善を図るのも良さそう。
いずれにしても、冷え性を唐辛子で対策するというには面白いアプローチになりそうですね。
便秘解消
カプサイシンには整腸作用があるということもわかっていまして、
辛味成分の刺激が腸にもうまく刺激をいれ、蠕動運動を促進してくれるんだとか。
便秘は体内のゴミをうまく排出できずに、他の栄養の吸収も邪魔するため早めの対策が吉。
唐辛子は食物繊維もありますし、カプサイシンによる便通改善も期待できるので便秘気味の方は摂取してみるのもアリかと。
疲労回復
何度もお話していますが、カプサイシンには血流を血管を拡張し血流を良くする働きがあります。
その結果、身体を温めたり代謝をアップさせたりできているわけですが、他にも疲労回復という素晴らしいメリットもあります。
血管が拡張することで、栄養の受け渡しが円滑に行え、細胞内に栄養も運びやすくなりますし、老廃物を受け取りやすくなります
人間は細胞内に老廃物が溜まっていると疲労を感じやすいといわれているので、疲労をため込まないようにするカプサイシンはダイエット中に積極的に取りたい栄養ですね。
おすすめの摂取方法
カプサイシンには様々な嬉しい効果があると分かりましたか?
では、具体的にどのように摂取していけばいいのか。
積極的にカプサイシンを摂取するには2つのパターンがあります。
- カプサイシンが含まれる食品を摂取
- 普段の料理にチリパウダー・タバスコをプラスする
カプサイシンが豊富な食品
カプサイシンが豊富な食品は以下の通り。
- キムチ
- カレー
- 麻婆豆腐
- ラー油
特にキムチなんかはカプサイシン以外にも食物繊維も摂取できますし、発酵食品ということもあり整腸作用には欠かせません。
複数の栄養をまとめて摂れるキムチは最強化もしれません。
おすすめは韓国直輸入のキムチ君マークがついた商品。
しっかりと発酵してあり、添加物も少ないため非常におススメになります。
ダイエット中は自宅に常備しておいても良さそうですね。
おすすめ調味料
カプサイシンを摂取する際におすすめできる調味料は以下の商品たちです。
どれも普段の料理に振りかけるだけで美味しく召し上がれるので気にったものを自宅に常備しておくのがおすすめです。
もちろん、自分で探してお気に入りを見つけるのも楽しいでしOKです。
摂取する際の注意点
ここまでカプサイシンもメリットを多くお話してきましたが、摂りすぎには注意が必要です。
カプサイシンは辛み成分であるということもあり刺激物の類に属します。
適量なら身体にはメリットが多く働きますが、過剰な摂りすぎは胃腸を傷つけたり、口腔内に炎症を及ぼす可能性があります。
辛さの耐久性は人それぞれ異なるため、絶対的な適量というものは一概に言えませんが、
1日300㎎程度にしておきましょう。
とはいえ、どのくらいかわからないでしょうし、300㎎といったら大量で食べれないと思うので自分の舌に正直になればOK。
美味しく食べられる範囲で自分に合った量を振りかけていただければ大丈夫です。
まとめ
最後に今回のまとめ。
- 唐辛子に多く含まれるカプサイシンには血管拡張作用があり様々なメリットあり
- 代謝upや食欲コントロール、疲労回復などダイエットに嬉しい効果もたくさん
- キムチを食べたり、普段の料理に七味唐辛子をプラスすると◎
- 美味しく食べれる範囲でカプサイシンを摂取すべし
カプサイシンには様々なメリットがあると分かりましたね。
とはいえ、ダイエットの基本は摂取カロリー<消費カロリーの関係をいかに楽に継続するか。
そのためには日々の食事管理が欠かせません。
厳密なカロリー計算は必要ないにしろ、食事に気を使うというのは痩せるには必須ですね。
当ブログではそんなダイエット中の食事管理や継続を楽にする心理テクニックを紹介しているので別の記事もぜひ参考に。