ダイエットは成功確率10%未満と言われているほど難しいチャレンジです。
そんな難しい原因の1つとして挙げられるのが生活環境。
人間は環境の影響を大きく受ける生き物なんで環境によってダイエットが成功しやすいか、失敗しやすいかが変わってくるわけですね。
自宅にある物や住んでいる場所、関わっている人間環境などでもその差は大きくありまして、ダイエットを成功させたいと思ったら自分が生活している環境にも目を向ける必要があるわけですね。
そこで、今回は研究論文を元に、太りやすい環境のチェックリストを紹介していきます。
このチェックリストで太りやすい環境に当てはまる項目が多い人は要注意。
環境を変えるか、障害に対する対処法を学んでおく必要があります。
逆に、太りやすい環境をなくし、ダイエットに適した環境を作ることができれば成功確率は大幅にアップするでしょう。
本記事を読んで、何をやっても痩せれないと悩むダイエッターのお役に立てたら嬉しく思います。
それでは早速見ていきましょう。
※ チェックする質問にYes/Noで答え、Yesが多い方が太りにくい環境。Noが多いと太りやすい環境 です。
キッチンをチェック
- キッチンが整理整頓されている?
- 料理スペースは広い?
- キッチンでくつろげるスペースはない?
- シリアルやパンなどは目につかない?
- 野菜やフルーツは目に見える場所にある?
キッチンが整理整頓されていて、無駄食いをしにくい環境の方が太りにくいというのは当たり前の話ですよね。
とはいえ、食パンなどを目につきやすい場所に置いている人は意外と多くいると思います。
自宅に置かないという環境が最もいいのは間違いありませんが、奥にしても棚の中など目につきにくい場所に保管することが重要そうですね。
リビングをチェック
- お菓子は置いていない?
- ジュースは置いていない?
- 水がすぐに飲める環境?
- 食事をとる場所はない?
- 目に見えるところに食べ物がない?
リビングルームの気を付けるポイントも、食材とのアクセスのしやすさ。
食事はリビングではなくダイニング(テーブルがある場所)で食べるということも大切です。
まぁ、リビングとダイニングが一緒になっている家も多いと思いますのでその辺は状況を観ながら。
また、食事以外の時間で座りっぱなしの生活にならないような環境設定も重要かもしれませんね。
食材をチェック
- タンパク質豊富な食材が常備されている?
- 野菜や果物が常にある?
- お菓子はない?
- 菓子パンや冷凍食品はない?
- 自炊するために食材がそろっている?
ダイエット中は家に常備する食材なども配慮する必要があります。
人間の意志力はあてにならない部分が多いので環境から変えるという工夫を摂りましょう。
とはいえ、家族と同居している場合や貰い物でどうしてもお菓子が家にあるという場合は目の届かない場所に置くといった方法を摂りましょう。
20秒ルールという習慣化テクニックがあるように、人間はやめたい習慣から20秒だけでも距離を摂る事ができれば悪習慣を克服しやすいと言われています。
ダイエットに適した食材はすぐにアクセスしやすいようにし、適さない食材はアクセスしにくいようにするという工夫を摂りましょう。
食器をチェック
- お皿は直径25cmより小さい?
- どんぶりは使ってない?
- 食器はこだわりの物を使っている?
- 水を飲むグラスは500mℓ以上入る?
- コーヒーやお茶のグラスは300mℓ以下?
人間は食事の量を視覚的に判断するといわれています。
そのため、食器が小さければその分だけ食事の満足度が大きく、食器が大きければその分だけ食事量が多くなってしまうのです。
食器にこだわりを持ち、視覚的に楽しむことで食事に対する満足度は大きくなるといわれているので、こだわりの食器(小さめ)を買ってみるというのもおすすめになります。
また、ワンプレートダイエットという方法もある通り、一皿に食事を全て載せるという方法でも食事量のコントロールができるのでおススメになります。
人間関係をチェック
- 一緒にダイエットする仲間がいる?
- ダイエットを応援してくれる友人・家族がいる?
- 頻繁に会食に誘う友人はいない?
- 体型をバカにする人はいない?
- その他、人間関係でストレスはない?
ダイエットは仲間と一緒に行うことで成功率が大幅にアップするといわれています。
知っている人でなくとも、同じジムやオンエアインサービスを使っている人など、ダイエット中の仲間の重要性はバカにできません。
また、会食の頻度もダイエットと関係が深いのでダイエット中は会食を控えられる工夫を摂ることが必要でしょう。
とはいえ、ダイエットに味方してくれる人の存在は会食時にもプラスとして働くので、良き仲間の重要性は計り知れませんね。
そして、体型をバカにする、ダイエットを邪魔する人とは距離を置くようにし、自分のボディイメージを良い物に保つのも忘れてはいけません。
慢性的なストレスもダイエットの敵なのでストレスを溜めない環境づくりには投資した方が良さそうですね。
まとめ
最後に今回のまとめを言うと、
- ダイエットに適さない食べ物とアクセスしにくい環境を作る
- 野菜や果物などの健康的な食材とアクセスしやすい環境を作る
- 良き仲間、トレーナーを見つける
- 邪魔者とは距離を置く
- ストレスを溜めない
これらの事に注意すれば自ずとダイエットしやすい環境を作ることができるでしょう。
とはいえ、いきなりすべての項目をクリアするというのも現実的ではないので、できそうなものがら順に試していっていただければ幸いです。
ダイエットは習慣が全て。
ダイエットに適した環境つくりを行い効率よくダイエットを進めていきましょう。