ダイエットをしようと思ったら、自発的な情報収集が不可欠です。
最近ではSNSなどで簡単にダイエット情報を得ることができますが、簡単に手に入る情報だけを信じていては予想外のことに対処しきれません。
今回の記事では、数多くあるダイエット本の中から厳選したダイエットに役立つ5冊の本をご紹介します。
これらの本は、健康的で持続可能なダイエット方法や栄養知識、モチベーションの維持法など、さまざまな視点からアプローチしています。
ダイエットに成功するためには、正しい知識と実践的なアドバイスが不可欠。
本を通じて学び、新たな視点を得ることで、あなたのダイエットの道がよりスムーズになることでしょう。
また、これらの本は一般の方々にもわかりやすく書かれており、初心者から経験者まで幅広い層に役立つでしょう。
ぜひ、本格的なダイエットに取り組む前に、これらの本をチェックしてみてください。
さまざまなアイデアやヒントが詰まっており、あなたの成功への一歩を後押ししてくれることでしょう。
遺伝子レベルで考える最高の食事術
「DNA再起動 人生を変える最高の食事術」は、カナダ系アメリカ人の医師・科学者のシャロン・モアレム著。
この本では体重を減らすというよりも、健康な肉体になり結果的に体重が落ちていくことを目的として本です。
要点をいうと、
- ヒトの遺伝子は異なる
- 遺伝子に合わせた食品を摂取すべし
- ミトコンドリアを活性化してアンチエイジングしよう
- バラエティ豊かな食事をしてマインドフルネスに
面白かったポイントとしては、炭水化物の摂取量やお酒の許容量にもDNA的に個人差がある。だからこそ、遺伝子に合った食事を推奨しています。
人それぞれ遺伝子が違うという事を理解しているだけでもダイエットのマインドが安定しやすいので一読しておくことをおススメします。
遺伝子に合った食事術を身に着けると、今後の人生を好転させるきっかけにもなるはずですよ。
進化から読み解くダイエット
「一生リバウンドしないパレオダイエットの教科書」は、年間5000本もの科学論文を読んでいる日本一の文献オタクであるサイエンスライターの鈴木裕 著。
この本以外にも「最高の体調」「不老長寿メソッド」などの多くの本を出版されている作者が現代人と肥満の関係について書いた本です。
ダイエット本の中でも特にエビデンス(根拠)があり、参考にしてある文献の多さに驚かされます。
題名にもある通り、身につければ自然と痩せて一生リバウンドすることない身体を手に入れることができます。
簡単に解説すると、
- 人間はもともと太らないようにできている(太古の時代に肥満はいなかった)
- セットポイントが乱れていることが肥満の原因
- 狩猟採取していた太古の時代のように自然に食べて、動いていればOK
- ワイルドに生きることが大切
アメリカのセレブが実践していることでもお馴染みパレオダイエットですが、
簡単に言うと、昔の人が食べていたような食事をしようということだけです。
加工食品の摂取量を減らすことに困難さがある人もいるかもしれませんが、この本の内容を実践していくだけでも自然と欲求をコントロールしやすく引き締まった身体を手に入れられます。
とても読みやすい構造で書かれているので本初心者にもおすすめできる1冊です。
消化器外科の医師が進めるダイエット
「食べても太らず、免疫力がつく食事法」は、消化器外科医として働く石黒成治 著。
他にも「医師がすすめる小食ライフ」「病気にならない毎日ルーティン」などの書籍があり、どれも読みやすく、現代人でも実践しやすく紹介してあります。
内容としては、
- 胃腸をいたわるのが大切
- 食べる時間と食べない時間を分けて間欠的ファスティングを行い腸内環境を整えよう
- 腸内環境を整えるためにはどうするか?
など、消化器外科をしてわかってきた事実にも触れているため非常に面白い書籍となっています。
具体的な実践プログラムとうも書かれており、何から手を付けていいかわからないという人にとっても実践しやすいと思います。
日本の医師が書いたというだけって、日本人にも実践しやすい内容なのでおすすめです。
肥満研究者が見つけたダイエットの正解
「減量の正解」は、スウェーデンを代表する肥満研究者で医学博士号をもつエリック・ヘミングソン著。
数ある減量の情報は間違いだらけと報告しており、今までにはない切り口でダイエットに関して書かれている面白い書籍です。
簡単に言うと、
- ダイエットを邪魔する4つの抵抗力を知ろう
- 肥満の1番の原因はストレスだ
- 自尊心とダイエットの関係は…
- 超加工食品の摂取には気を付けろ
タイトル通り、減量を成功させるための根本を科学的根拠をもとに教えてくれる1冊です。
ストレスは溜まってない?超加工食品は危険なの?など当たり前なことから代謝の低下といった難しめのことまで盛りだくさん。
読み物としても面白いのでぜひ。
食欲の本質を知る
「科学者たちが語る食欲」は、生命環境科学の科学者であるローベンハイマ―・デイビットとシンプソン・スティーヴン・Jの共著。
あらゆる生物の食欲についての結論と現代人が底なしの食欲を持っているのはなぜなのかを書いた書籍です。
簡単に言うと、
- 人類はタンパク質欲を満たすまで食べ続ける
- 人間にとっての破滅的な食環境
- 人間特有の欲とは何か
など興味をそそられる内容が盛りだくさんです。
食欲をコントロールすることはダイエットを成功させるためには欠かせません。
自分の食欲はどこからきているのかを把握することでダイエット中の食欲と上手く向き合い日々生活していくことが可能となるはずです。
そんな食欲の科学について学ぶためにはおすすめの1冊ですので興味があればぜひ。
最後に
最後に、今回紹介した本は以下の通り。
- 「DNA再起動 人生を変える最高の食事術」
- 「一生リバウンドしないパレオダイエットの教科書」
- 「食べても太らず、免疫力がつく食事法」
- 「減量の正解」
- 「科学者たちが語る食欲」
どの本も特定のダイエット方法というわけではなく、ダイエットの根本を学ぶためには必須の知識を身に着けることができます。
今回紹介した本の中から1冊でも読んでみると、これまで知らなかった新しい知識や考えが身に付きダイエットの助けとなるはずです。
SNS等で手軽に情報を手に入れることができるようになったからこそ、近本となる基礎知識があるかないかでその後の成功率に大きな差が出てきます。
能動的に学ぶ姿勢を養うためにも、今回紹介した本を一読してみましょう。
今回紹介した著者の他書籍ものせておくので気になったら是非。