太りすぎは、脳血管疾患や心筋梗塞、糖尿病など、様々な健康上のデメリットがあります。
太りすぎが身体に悪いというのは言われないでもわかるレベル。
しかし、痩せすぎは太っている以上に健康に悪いと知っていましたか?
痩せすぎは、極端にホルモンバランスが悪化しやすく、老化の促進と体内炎症レベルが増大、何より免疫力が激減すると言われています。
では、「美と健康のバランス」を考えた時。最もちょうどいい体脂肪率はどのくらいなのか。
このことは、科学的に答えが出ています。
結論から言うと、体脂肪率 男性は12~15%、女性は20~25%程度だと言われています。
この範囲が最も健康で、見た目も美しい。
具体的に見ていきましょう。
目次
体脂肪率が高すぎる(男性20%以上、女性30%以上)デメリット
体脂肪率が高すぎるデメリっとは以下の通りです。
- 高血圧、糖尿病などの生活習慣病
- 脳血管疾患、心筋梗塞などの病気のリスク
- 関節症などの原因になる
また、体脂肪率が高い(男性は20%以上、女性30%以上)状態では筋肉を付けたり、やる気を出したりする際に必要となってくるテストステロンというホルモンが分泌されずらくなるということもあります。
見た目も、お腹周りは脂肪で囲まれカッコいい肉体とは言えません。
人間の生活の質を向上させるために重要な要素として、「セルフボディイメージ」というものがあります。
詳しくは別記事で紹介しますが、要は「自分の身体に対する満足度」ということで、
セルフボディイメージが良い人の方が人生に充実感を感じやすいとともに、成功者の割合が多いというデータがあります。
体脂肪率が多すぎる場合はセルフボディイメージを乱す原因にもなるので、人生に満足感を値るという意味でも適切な体脂肪率を維持することをおススメします。
体脂肪率が低すぎる(男性10%未満、女性20%未満)デメリット
「太っているよりは痩せている方がいい」と勘違いしている人も多いようですが、
実は、体型と死亡率を比べた研究では最も早死にする確率が高いのは瘦せすぎの人と結論付けられているんです。
その原因として、免疫力の低下が影響しているという説が有力です。
最も死亡率が低いのは筋肉質~ややぽっちゃりの人 となっています。
他にも、体脂肪率が低すぎるデメリットは以下の通りです。
- 免疫力の低下
- ホルモンバランスの乱れ
- 体力の低下
- 老化促進
ある医者は「痩せは万病の元」と肥満より注意するようにと言っているほどです。
ホルモンは脂肪からつくられ様々な臓器や機能に働きます。
このホルモンバランスが正常に働かなくなるというだけでも体脂肪率が低すぎる状態は危険ですよね。
また、痩せすぎもセルフボディイメージを乱す原因になるのでご注意を。
カッコいい・美しい身体の体脂肪率は?
太りすぎも痩せすぎも健康に良くないのはわかった。
では、一般にカッコいい・美しい身体とはどのくらいの体脂肪率なのか。
結論を先に言うと、
「モテるのには体脂肪率はほとんど関係していない。カッコいい・美しい身体の体脂肪率は男性10~13%、女性20%~23%」となっています
モテるために必要な要因については別記事で解説するとして、
周囲からカッコいい・美しい身体と思われる身体は健康的な体脂肪率とほぼ一致することがわかります。
SNSなインターネットの普及で、芸能人やインフルエンサーなどが目に見えやすくなったからこそ、理想自体が高くなっていますが、
実際はカッコいい・美しい身体というものは、健康な体の範囲内にあるということがわかるでしょう。
結論 体脂肪率は13%前後が最強
最後になりますが、我々が目指す「美と健康の両立」では、
体脂肪率 男性13%前後、女性23%前後が最強。
理由としては、
- 死亡リスクが低い
- セルフボディイメージが良い
- 周囲からカッコいい・美しい身体と思われる
- 人生の意義を感じやすい
これをみるだけでも、太りすぎ・瘦せすぎはもったいないということがよくわかりますね。
そして、体脂肪率 男性13%前後、女性23%前後なら過度なダイエットをしなくても誰でも達成できる範囲内。
それについては当ブログのダイエット記事で散々書いているので参考にしてみてください。
太りすぎ・瘦せすぎにならず、「美と健康」を両立させることができる人が増えたら嬉しく思います。
体脂肪率をどのくらいにするべきか迷ったら13%前後という目安を決めて行動していきましょう。