誘惑に負けずに理想の体型を手に入れるためには、強固な意志と効果的なテクニックが必要です。
ダイエットの旅は時折、魅力的な誘惑が私たちを襲いますが、それを乗り越える方法を知ることが成功の鍵となります。
この記事では、誘惑に立ち向かい、自己制御を保つための実践的なテクニックとして「後回し法」をご紹介します。
心の強さを養い、健康的な生活習慣を確立するための秘訣。準備を整えて、誘惑との戦いに勝利しましょう。
誘惑が襲ってくるのは仕方ない
ダイエット中に誘惑が襲ってくるというのは仕方のない反応です。
誘惑が襲ってくる理由はいくつかあり、
まず、食べ物は私たちの快楽中枢に影響を与えることが知られています。
高カロリーで美味しい食べ物は、脳内の報酬系を刺激し、満足感や幸福感を与える場合があります。
そのため、健康的な食事制限をしているときに、美味しそうな誘惑の食べ物が目に入ると、欲求が高まります。
また、社会的な要因も誘惑を増加させる一因です。
家族や友人との食事の場や特別なイベントでは、誘惑の食べ物が出ることがあります。
広告やメディアの影響も大きく、美味しそうな料理の画像や誘惑的な広告が目に入ることがあります。
さらに、ストレスや感情の変化も誘惑の増加に影響を与えます。
ストレスや悲しみ、不安などの感情状態では、食べ物が心の安らぎをもたらすと感じることがあります。
そのため、感情的な要因が誘惑を引き起こすことがあります。
以上のような理由から、ダイエット中に誘惑が襲ってくるというのは当たり前の事なんです。
大事なのは誘惑を起こさないことよりも、誘惑をどう対処するか。
嫌なことが合ってムカつくという感情が起こるのは仕方がありませんが、殴りかかるという反応を抑えれば事件にならないのと一緒ですね。
「後回し法」とは?
今回紹介する後回し法とは、「誘惑が起こった際、今じゃなくて後でやろう」と誘惑を後でやる予定として考える方法です。
皆さんもこんな経験ありませんか?
- 後で勉強しようと思って結局やらなかった
- あと10分したら起きようと思って寝坊した
- 筋トレは明日やればいいやと思いやらなくなった
このように、人間は後回しにしたことを結局やらない。この本能をダイエットに利用した方法こそ後回し法です。
食事に対する後回し法は、「お菓子が食べたい」という誘惑が起こったら、食べちゃダメだと禁止にするのではなく、「あと10分したら食べよう」「明日食べよう」などと誘惑を後回しにする。
重要なのは、誘惑を抑制するのではなく後でやるという予定にする事。
予定としていったん誘惑と距離を置いたら、予定通り食べるも良し、さらに明日へ後回しするも良し。
実際やってみたらわかると思いますが、誘惑と行ったん距離を置いた場合は、誘惑をさらに後回しにし、結果として誘惑に打ち勝ちやすいと報告されています。
ダイエット中は禁止食材を創るのではなく、後で食べるという食材を増やすことがいいかもですね。
バカバカしい方法ではありますが、実際やってみると思っている以上の効果を実感でいるはずですよ。
実践テクニック
最後に後回し法の実践テクニックについて紹介していきます。
突然の誘惑に襲われた時
仕事終わりにお菓子が食べたくなった際、ラーメン屋の前を通ってラーメンが食べたくなる など
急に襲ってくる誘惑に打ち勝つにはどうすればよいか。
それは以下のようなルールを創るのがおすすめです。
- 目を閉じて、10回深呼吸してから食べる
- タイマーを10分かけて、鳴ったら食べても良い
- 明日になったら食べて良いという予定を創る
など、少しでもいいので食べるのを先延ばしにしてみましょう。
日頃の食習慣を改善したい時
日頃から外食の習慣が多い、揚げ物が大好き、ジャンクフードの摂取量が多い場合は以下のような対策を摂りましょう。
- 揚げ物やジャンクフードは「今日じゃなくてもいいかな」と考える
- 家で軽い食事をとってから外食へ行くか決める
- 外食に行っていい日はあらかじめ決めておく
「お菓子や揚げ物は食べたいけど今日じゃなくてもいいかな~」というマインドセットさえ整っていれば健康的な食生活に一歩近づきますよ。
後回し法 最後の切り札
後回し法、最後の切り札はチートデイです。
当ブログでは何度か紹介していますが、あらかじめ失敗してい日を創っておくことで誘惑に打ち勝ちやすいと言われています。
どうしてもお菓子やジャンクフードが食べたいという場合は、2週間に1回ほどチートデイを設定し、チートデイになってから食べるという方法を摂りましょう。
その際は、誘惑が襲ってきたら食べたくなったものをメモしておき、チートデイに食べる予定として取っておきましょう。
「後でやろうはバカ野郎」とはよく言いますが、何事も使いようです。
不健康な食事をしたいと思ったら、禁止にするのではなく後でやると後回しにしてみましょう。
結果として抑制しすぎるよりやめられる可能性は上がりますよ。