先日、映画スラムダンク【THE FIRST SLAM DUNK】を観てきました。
先に言っておくと、この映画は原作を観たことがある人はもちろん、原作を全く知らない人にもとてもおススメできる作品です。
見る前は声優が違っていたり、絵が好みと違かったりと期待していなかったのも事実ですが、観終わってからというもの、観てよかった、劇場で見れて良かったと実感できる作品でした。
スポーツの素晴らしさだけでなく、漫画の素晴らしさや迫力の画面、ストーリーの感動など盛りだくさん。
劇場で見ていない人はぜひ。今回はそんな映画スラムダンクの感想を。
アニメとは思えない臨場感
この作品で1番凄いと感じたのが、アニメとは思えない臨場感ある試合シーン。
本物のバスケの試合を見ているのかと錯覚するような構成で、緊張感すら感じます。
また、音楽の力も合わさって、時間を忘れるほどもめり込める作品です。
特に、主人公チーム攻撃のきっかけと音楽とが合わさった習慣は鳥肌ものです。
音楽の力を前面に押し出して終始終わるのか、と思ってら、今度は静音勝負。
緩急のしっかりした構成と、ド迫力の試合シーン。
個人的には、2023年の初映画にふさわしい物になり大満足です。
原作にはないストーリー
今回の映画は、原作のストーリーを忠実に再現した映画ではなく、原作とは違った場所に焦点を当てて描かれたストーリーです。
もはや、主人公すら違ってくるストーリー展開。
メンバー1人1人にもストーリーがあるということを再確認することができる映画です。
今まで見てきた作品にも、登場人物1人1人にそれぞれストーリーがあるのだと理解しながら見ることで新たな発見ができる。
そんな風に、今後の映画の見方が変わるきっかけになるものでもあります。
のめり込んだ2時間
結論から言うと、あっという間の2時間でした。
期待していなかったのがウソのように、観た後は充実感に満たされ、スラムダンクの漫画を再読しようと思ったくらいです。
私は、原作のストーリーがうろ覚えの状態で映画を観ましたが、それでも十分に面白く感じることができました。
見て公開は絶対にしない作品。
まだ見ていない人、見るか迷っている人はぜひ劇場へ。