ダイエットを成功へ導く、最強ルール。ルールはシンプルな方がうまくいく。
この記事でも書きましたが、シンプルルールのメリットは計り知れません。
シンプルルールは、日々の行動方針を決めるコンパスにも、緊急事態から自分を守る盾にもなります。
人は1日に約3万5千回の選択をしているといわれています。
食べるものや着るもの、仕事やスケジュール管理など。
こんなにたくさんの選択を毎日行っていては、ダイエットで好ましい行動を選択し続け、行動するというのは難しいですよね。
シンプルルールはそんな、多すぎる選択肢を絞り込み、より良い選択をすることに役立ちます。
本記事では、ダイエットを成功へ導くマイシンプルルールの創り方をご紹介していきます。
シンプルルールについて知りたいという方は、こちらの記事を読んでから読むと分かりやすいかと思います。
ダイエットを成功へ導く、最強ルール。ルールはシンプルな方がうまくいく
生活スタイルがそれぞれ違う人に、同じルールを提供しても成功確率は少ないでしょう。
ルールは人それぞれ。生活スタイルによって違って良いはずです。
各々が自分に合った、自分だけのマイシンプルルールを創っていきましょう。
マイシンプルルールを確立できればダイエットは成功したも同然です。
目次
ルールを創るには3step
シンプルでも絶大な効果を発揮するルールを創るには3step。
- はっきりとした目的意識を持つ
- 1番の障害を見つける
- 実行する中でルール強化する
目的を決め、行動を起こす範囲を決め、実行の中で進化させていく。
これは、順番も非常に大切です。
マイルール創りをする際は、この順番にも気をつけて作り始めましょう。
ルールは1度決めて終わりというものではありません。
試行錯誤、トライアンドエラーを繰り返しながら進化させていくものです。
3stepでマイルールを形にした後も、それが完璧なルールだと過信せずに進化を試みましょう。
1step はっきりとした目的意識を持つ
ルール作りで最初に行うのが、目的を把握するということ。
ダイエットなら、何のためにダイエットするのか。
「健康になりたいから?」「とりあえず体重を落としたいから?」「腹筋を割りたいから?」「生活のパフォーマンスを上げたいから?」「結婚式を美しい身体で行いたいから?」
どんな理由でも良いのですが、目的によって行動は変わります。
当たり前なことですが、これを理解していない人が非常に多い。
「とにかく体重を落としたい」という目的を持っているなら、目指すべき結果は体重計の数値です。
「生活のパフォーマンスを上げたい」というなら、行動を起こした前後の体調でしょう。
「結婚式のため」なら、鏡や写真に写る自分の姿がよくなるというのが求めている結果でしょう。
マイシンプルルールを創る際は、どうなれば成功なのか、自分にとっての成功は何なのかを具体的にすることが重要となります。
2step 1番の障害を見つける
目的が決まったら、次は日常生活のどこにルールを創るのかを考えます。
そこで重要なのが、自分が目指している目的にとって、何が1番障害となっているのか見極めるということ。
ダイエットをすると決め、普段の食事量を減らしたとしても、その人にとって1番の障害がおやつの量だった場合はダイエット効果は期待できません。
シンプルルールが最も効果を発揮する場所は、成果を得るために1番障害となっている部分。
1番の障害を取り除き、より良い習慣とすることができればマイシンプルルールは絶大な効果を発揮してくれるでしょう。
上記した例でいうなら、食事量をコントロールするルールを創るのではなく、「おやつは1日1つまで」「おやつは小さめの皿に乗せ味わって食べる」など、1番の障害を乗り越えられるルールを創りましょう。
3step 実行する中でルール強化する
最後は、ルールを完璧なものだと過信せず、進化させていくということ。
上記の例で考えると「おやつは小さめの皿に乗せ味わって食べる」というルールを行っていても、買い出先では皿がない、どうしよう となったら
「皿が用意できない時は、自分の片手に収まるものにする」などのルールを付け足すなど
新しくルールを追加しても良いですし、1つをまるまる変えるということでも良いでしょう。
この、ルールを強化していくということは非常に重要ですが、2つの注意点があります。
注意点は以下の通り。
- ルールの数を多くしすぎない
- ルールを変えるといって、甘いルールにしない
シンプルルールは数が少ない・具体的・柔軟性があるということが根本として存在します。
それについてはこちらを参考に。
ルールの数は多くても5つ、できれば3つ程度までにとどめておきましょう。
そして、ルールを変える際は、あくまでも強化でなくてはいけません。
辛いから簡単にできるように変更するというのは強化とは言えません。
ルールを変える際は、この変化は逃げているだけではないかと自問し、強化だと感じた際に実行しましょう。
とはいっても、実際はやってみないとわからないということが多いでしょう。
そういった場合は、1度変化を起こしてみて、うまくいかないようならもとに戻せばOK。
気軽にトライアンドエラーを繰り返しましょう。
経験を生かしてルール創り
ルール創りにおいて重要なポイントは1つ。
経験を生かすこと。
これまでの自分の経験から上手くいったこと・いかなかったこと
知人や有名人の経験で参考にできるもの
科学的な根拠があり、大多数の人にとって効果があると言われているもの
これらの中で自ら実行し、経験し、その経験を基にマイルールを創る・強化していく
マイシンプルルールは人生を大きく変えるきっかけなります。
このルールはダイエットはもちろん、読書や趣味、仕事にも応用できるテクニックです。
ぜひ、本記事を参考に、マイシンプルルールを創ってみてください。
番外編 著者のマイシンプルルール
最後に、私のマイシンプルルールについても紹介しておきます。
食事 編
- 本物の食べ物を食べる(よくわからない添加物は入っているものは食べない)
- 1人で外食やお菓子は食べない(家族や友人との会食は楽しむ)
- 食べ過ぎた日は後悔せず、翌日調整する
運動 編
- 週3回は筋トレをする
- 朝起きてから決まった順番で軽く身体を動かす運動をする
以前の私は、体重80㎏越えの肥満体型。
あることをきっかけにダイエットを始め、-10㎏以上のダイエットに成功。
今では体重70㎏弱で、年間を通して常に腹筋が割れている状態をキープできています。
それも、このマイシンプルルールのおかげだと思っています。
私が創ったルールを3stepでいうと
1step 「日々のパフォーマンスの向上・病気にならない身体づくり」ということを目的としました。
2step 「1番の障害は、高糖質高脂質な加工食品の食べ過ぎ・不規則な生活習慣」
3step 「加工食品を食べないことは苦ではありませんでしたが、友人や家族との食事を楽しめていないことに気づき、会食ではルールを緩め人生の質を優先するようにした」
このような流れで今のルールがあります。
生活スタイルが変わればルールも変わります。
私も今はこのルールですが、今後さらに変化していくでしょう。
より良いマイシンプルルールにしていけるよう精進していくつもりです。