ダイエットで体脂肪率を減らすことに成功した。
しかし、ダイエットは体重をキープすることが難しい。
よく言われる、ダイエットの成功確率が10%以下というのはキープできないのが問題なんです。
そこで、ダイエットに成功し、体脂肪率をキープできている人はどんな特徴がるのかをご紹介していきます。
目次
なぜ人はリバウンドするのか
そもそも、人はなぜリバウンドをしてしまうのか知っていますか?
それは、人間にはホメオスタシス(恒常性)という機能があり、セットポイント(元の状態)に戻ろうとする機能が働くからです。
ホメオスタシスは、人間の身体を常に一定の状態に保とうとする機能で、
人間の体温や心拍数、体重などを一定に保っています。
風邪をひき、熱が出ると汗をかき体温が下がる
運動で心拍数が上がると、呼吸を促進させ、もとに戻そうとする。
体脂肪が落ち体脂肪が減ると、食欲が増加しリバウンドする。
このように、人間は心も身体も、変化を嫌い現状維持しようとするという機能が備わっているんです。
リバウンドをしないためには
元に戻りたがる心と身体に反対し、リバウンドをしないようにるるにはどうすればいいのか。
それは、習慣そのものを変え、セットポイントを再設定する必要があります。
「人間の身体は日々の習慣の上にできている」
ダイエットによる変化にホメオスタシスが働き、リバウンドをしてしまうのは、セットポイントを再設定せずに、日々習慣にできない方法でダイエットをしているからです。
長期間続けることができない食事制限や運動などは特に要注意。
期間を決めて行うダイエットも時には重要ですが、日々の習慣をないがしろにしてはいけません。
リバウンドしないためには、日々の習慣を見直し、継続可能なアクションを取る事が最も重要です。
それでは早速、ダイエット成功者が行っている5つの習慣についてみていきましょう。
特徴① 食事生活をルーティン化
1つ目は食生活をルーティン化するということ。
例えば、朝食は7時にパンを食べ、12時に昼食のお弁当、夜は8時ごろに家族と一緒に食べるなど、
食事時間のルーティン化。
他にも、朝食はいつも卵かけご飯と味噌汁など
食事内容のルーティン化。
時には仕事の都合や飲み会などでルーティンが崩れることもありますが、基本的にはルーティンがある。
食生活がルーティン化されていた方が、無駄な間食が減ったり、セットポイントが整いやすくなるため、リバウンドしづらいといわれています。
特徴② よく歩く
2つ目は、歩数。
日常的によく歩き、座っているだけの時間が少ない人の方がリバウンドしづらい。
当たり前の話ですが、日中の活動量が多い方がリバウンドはしづらいです。
ダイエット中は運動していたけど、ダイエットが終わってからは運動していないという人は当然リバウンドしますからね。
目標としては1日に約8000歩ほど歩けばよいので、比較的継続しやすそう。
リバウンドしたくないという方は、1日の歩数も気にしてみてはどうですか?
特徴③ 水をよく飲む
3つ目はよく聞く水を飲むという方法。
水を多く飲むことにダイエット効果があるかは微妙なところですが、
水を意識的に飲むことは非常に重要です。
それは、水は思っているより多く体内で使われているから。
体内で行われる代謝などの化学反応には多くの水か使われます。
また、お腹が減ったという感覚も実は水分不足が原因ということもあるため、食欲のコントロールにも役立ちます。
水は1日に1.5ℓ~2ℓくらいは摂取しておきたいところ。
意識的に飲むようにしましょう。
特徴④ 栄養成分をみる
4つ目は栄養成分を確認するということ。
この食べ物はどのくらいのカロリーがあり、何の栄養素が多いのか。
ダイエットをしていないのにそんなことを考えるのはめんどくさいと思う人もいるかもしれませんが、
この方法は特にリバウンドを回避するのに役立つテクニックです。
別にカロリーが高い物を食べてはいけないというわけではありません。
ただ、自分が食べた物はどのくらいのカロリーがあるのかを理解して食べると、
満足感が得られやすかったり、その後の食事は気をつけようと思えたり
メリットは多くあります。
今はインターネットで商品名‐カロリーと調べればすぐに出てきますし、慣れればそんなに難しくはないはずです。
特徴⑤ 食事を楽しむ
最後は食事を楽しんでいるということです。
「食事はいつだって楽しい物」
ダイエット成功者ほどこの考えは強いはずです。
食事を楽しむからこそ、適当に口に詰めるだけの食事はしない。
家族や友人との会食は、その場を思いっきり楽しむ。
口さみしいからお菓子を食べるのではなく、楽しむために間食をする。
そのように、1回1回の食事に集中し楽しんでいる人はリバウンドする可能性は低いでしょう。
最後に
今回紹介した5つの方法のうち何個に当てはまりましたか?
別に、すべてに当てはまらなくてはいけないというわけではありません。
5つのうち、自分ができそうと思うことを取り入れていっていただければ大丈夫です。
そこまで難しく考える必要もありません。
自分ができそうな範囲で、いい習慣を身に着けていきましょう。