巷でよく聞くダイエット法として、糖質制限があります。
糖質制限はお米やパン、パスタといった主食を食べずにできるだけ糖質を抑えた食事を心がけるというもの。
糖質オフの商品などを活用し糖質を控えるものから、ほとんど糖質を食べず脂質からエネルギーを産み出すケトジニックダイエットまでを糖質制限と定義します。
糖質制限系ダイエットは体重の変化が速く、食べてはいけないものがはっきりとしているため近年人気なダイエット法となりました。
研究結果としても一定以上の効果が期待できます。
しかし、人によってはリバウンドしてさらに太ってしまったり、全然効果が出ないという人もいます。
これらの違いは何でしょうか。
今回はこれらの違いと、やってみる際の注意点をお伝えします。
糖質制限が向いている人
さっそく、糖質制限が向いている人の特徴をお伝えします。
- 甘い物よりしょっぱい物の方が好き
- 脂物を食べるとすぐに満腹になる人
- 肉やチーズといった脂っこい物が好きな人
- 食事の内容を自分でコントロールできる人
- 短期間だけでもすぐに結果が欲しい人
こんな感じですね。
糖質は思っているより多くの食べものに入っています。
調味料だったり、根菜類だったり。
なので、普段から自炊をしている人や、買う食べ物の栄養成分を確認できる人は糖質制限が向いているといえるでしょう。
また、脂っこいものを食べると満腹感を感じやすく、空腹になりずらいという人にもお勧めできます。
しかし、米などの主食を減らさないといけないというデメリットもあるため考えようですね。
糖質制限が向いていない人
逆に糖質制限が向いていない人の特徴は以下の通りです。
- 活動量が多い人
- 米やパンといった主食が好きな人
- 甘い物が好きな人
- 便秘しやすい人
- ゆっくりの変化でも待てる人
糖質は身体を動かすのに必要なエネルギーです。
日常的に筋トレをしている人や、仕事で動くことが多い人などはエネルギーを多く必要とします。
糖質がないと身体のだるさややる気のなさが出てしまうことが多くあるでしょう。
活動量が多い人は糖質をしっかりとらなければパフォーマンス低下の恐れがあります。
また、糖質制限をすると食物繊維不足になりがちです。
なので、もともと便秘しやすい人は、さらに便秘しやすくなることがあるため注意が必要でしょう。
試してみる際の注意点
ここまで聞いて、糖質制限を試してみようと思った方に向けて、注意点をいくつか。
- 良質な脂質を多めにとる
- 好きなだけ食べていいわけではない
- 体調が悪くなったらすぐにやめる
この3つは特に意識しておきましょう。
詳しくは他の記事にて
ダイエットは思っているより単純
最後に伝えたいことが一つ。
ダイエットは思っているより単純です。
自分が必要としている以上に食べれば太り
不足していれば、体内のエネルギーを使い痩せていく
今のままの習慣で太っているなら自分の必要以上のエネルギーを取っているということです。
カロリー計算や食事のタイミングなどを考えるのは、この次です。
人それぞれ、ダイエットの方法は違います。
自分にとっての正解を見つけましょう。
それについてはこちらの記事で。