ダイエット中におすすめされる飲み物として炭酸水があります。
炭酸水ダイエットとダイエット方法もあるようで、一定以上ダイエットに効果ありと考えている人もいますよね。
とはいえ、ダイエットの基本は摂取カロリーと消費カロリーのバランス。
飲めば痩せるという魔法の飲み物ではありません。
では、なぜ炭酸水がダイエットに良いといわれるのか?本当に効果はあるのか?どんなことに注意すればいいのかについて解説していきます。
また、炭酸水は摂取しても安全なのかについても気になります。
この問題に関しては、炭酸水がどう生まれたのか、その起源から探っていき、体内にどんな働きがあるのかについても解説していきます。
炭酸水はダイエット中におすすめの飲み物です。
本記事を読んで、その効果・メリットを理解し積極的にダイエットに取り入れていきましょう。
炭酸水の起源
炭酸飲料は2000年前の起源前から飲まれていたといわれています。
当時は天然の温泉などから発見されたのが始まりで、古代ローマ人が温度の低い温泉(炭酸水)を入浴ではなく飲み物として使ったのが最初だそうです。
その後、健康増進に役立つことから冒認にも飲まれるようになってきたわけです。
日本で炭酸泉が発見されたのは694年頃で、多くの人の病を治したという記載があります。
そこから現在に至るまで炭酸水の研究が進んでき、1770年頃になって天然炭酸水の人工化が成功するまでに至りました。
このように、炭酸水は皆さんが思っている以上に長い歴史があり、大昔より健康増進に役立つと信じられてきたようです。
とはいえ、炭酸水の研究・開発が進み、砂糖などの添加物してより美味しく飲む目的として、コーラやジンジャーエールが生まれた行ったんです。
原点に戻ると、炭酸水(無糖)は健康飲料で病人の治療に使われていたほどなんです。
大昔より飲まれていて、目立った健康被害が報告されていないということからも、人体に有害な物とは考えにくいですね。
身体に悪いという事はないのでお好きな方は積極的に摂取しましょう。
炭酸水のダイエット効果
炭酸水ダイエットは飲むだけで食欲がコントロールしやすく、ふいに来る食欲にうまく対応ができるといわれています。
そんな、炭酸水のダイエット効果についてみていきましょう。
食べ過ぎを予防
炭酸水は水の中に二酸化炭素が含まれている液体でいの中で膨らむ働きがあります。
結果、胃全体が膨らみ満腹中枢が刺激されます。
人間の胃の大きさには限度があるため、水分と気体でいっぱいになった胃に入る食物は多くないため、自然と食べ過ぎを予防してくれるわけです。
体感でもわかる通り、炭酸水は水と比較してもお腹に溜まりやすくお腹が張る印象がありますよね。
お腹が膨れても、水と二酸化炭素である炭酸水は0㎉。
脂肪が蓄積することはなく満腹感を作れるというわけです。
便秘解消効果
炭酸水を摂取するメリットとして大きいのが便通の改善になります。
炭酸水に含まれるガスは胃腸を刺激し、腸の蠕動運動を促進する働きがあると分かっています。
腸の健康はダイエットに欠かせない項目でもあるので、胃腸にもメリットがある炭酸水はダイエットにも効果的と判断できます。
腸内環境の改善には食物繊維や発酵食品の摂取も重要となるので、そちらも学んでおくと吉かと。
血行促進で代謝up
炭酸水は血流促進効果が期待できるというのは最近になって研究でよく言われてきたメリットになります。
炭酸水に含まれるガスが血管内にも作用し、身体にとってメリットを及ぼすんだとか。
血流が促進されるという事は体温が上がりやすく、冷え性の予防になるという事。
また、体温の上昇は直接的に代謝機能にも関係しているため代謝upで痩せ体質になるということも期待できるわけです。
ダイエット中は代謝が低下してしまうという問題が良く起こるので炭酸水のメリットは大きいみたいですね。
炭酸水を摂取する際の注意点
炭酸水ダイエットをする際の注意点は以下の通り。
- 炭酸水は無糖の物
- 炭酸水だけで食事をおろそかにしない
まず、当たり前のことですが炭酸水は無糖の物。カロリーがない物を選びましょう。
炭酸水の1番のメリットはカロリーを増やさず胃腸を刺激できるところです。
コーラやファンタなどの味の付いた炭酸飲料はメリットよりデメリットが大きくなってしまう可能性があるため、ダイエット中は無糖の物を選びましょう。
また、もう1つ大事なのが、
普段の食事をおろそかにしないという事。
炭酸水だけで空腹を紛らわし、食事を食べないというのは摂食障害になるリスクも大きく代謝低下、リバウンドの危険など多くのデメリットを秘めています。
炭酸水で食欲のコントロールをしやすくするのは良い方法ですが、最低限の栄養摂取は欠かさないようにしましょう。
具体的なダイエット中の必要栄養素については別記事をご参照ください。
おすすめの取り入れ方
おすすめの取り入れ方としては以下の2つ。
- 食前にコップ一杯(200mℓ~500mℓ)の炭酸水を飲む
- 小腹がすいてきた際に飲む
炭酸水を食前に飲むことで、胃の容量が小さくなり自然と摂取するカロリーを抑えることができます。
また、おやつの時間や食後数時間たった後などの小腹がすいてきたタイミングで炭酸水を摂取するというのも間食を控える際には効果的です。
炭酸水は空腹を紛らわせることもでき、水分の補給にもなります。
人間は水分が不足していると空腹を感じるようにできているので、水分は意識的に摂取しましょう。
個人的には家にソーダストリームがあるので、ダイエット中の水分補給としては良く自家製の炭酸水を使用しています。
興味があればぜひ。