ダイエットしている人の中にはココナッツオイルで痩せるというような情報を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
良質な脂質としてココナッツオイルやMCTオイルなどを積極的に摂取している人がいるようですが、「油を食べていいの?」と疑問に思う人もいますよね。
ココナッツオイルはカロリーが高く、摂取しすぎは肥満の原因になります。
とはいえ、ココナッツオイルは健康メリットも大きく、適量を使うことでダイエットにはかどるというデータも存在します。
今回は、そんなココナッツオイルとダイエットの関係について紹介し、おすすめの摂取方法もお伝えしていきます。
ココナッツオイルの栄養素・メリット
大さじ1杯(12g)のココナッツオイルのカロリーは111㎉。
すべてが脂質で構成されており、ややカロリーが高い。
脂質の中でも、中鎖脂肪酸が多いという特徴があります。
ココナッツオイルを摂取するメリットとしては、
- 代謝がアップ
- コレステロール値を改善
- 強い抗酸化作用
- 酸化しにくい など
酸化しにくい脂ということで料理をする際の脂としても使用可能。
ココナッツオイルは他の食材と比較して特に栄養豊富という事はないにしろ、ダイエットに適しているといわれています。
その理由こそが中鎖脂肪酸の効果。
その中鎖脂肪酸のすごさについてもみていきましょう。
ココナッツオイルで痩せる⁉
ココナッツオイルに含まれる脂質は中鎖脂肪酸と呼ばれており、脂肪に変わりずらい性質を持っています。
中鎖脂肪酸は肝臓で効率よく分解され、即時的にエネルギーとして使われます。
そのため、一般的なオイルよりも脂肪に変わりずらいというわけです。
また、ココナッツオイルと他のオイルを比較した研究では、ココナッツオイルを使った被験者の方が体重の減りがスムーズだったと報告されています。
そのため、ココナッツオイルは「体脂肪を燃やすオイルだ」として人気が出ているわけです。
とはいえ、ココナッツオイルは食べれば痩せる魔法の食材というわけではありません。
ココナッツオイルを摂取する際の注意点についてもみていきましょう。
摂取の注意点
摂取する際の注意点は以下の通り。
- 普段使用していた油と置き換える
- 普段の食事に追加して食べるというようなことはしない
とにかく、ココナッツオイルは健康にいいことは間違いないにしろ、高カロリーな脂質であるという事は把握しておきましょう。
ダイエットの基本はいかにストレスなく自然に摂取カロリー<消費カロリーの関係を作れるか。
身体に良い食材でも、食べ過ぎれば太る原因になります。
普段使っていた油を置き換えるというようならダイエットは加速していくでしょうが、現状からさらにプラスして食べるという事はやめておきましょう。
巷では、コーヒーやスープにココナッツオイルをプラスして飲むというのがはやっているようですが、個人的にはあまりおすすめできません。
もちろん、人によってココナッツオイルを入れたコーヒーで食欲が落ち着くというような人もいるようなのでそんな人は良いかもしれません。
食べることに関しては個人差が大きい部分があるので自分で試していただけると良いかと思います。
個人的には今後も料理のための油として使っていこうかと思っております。