外出自粛や在宅ワークによりフィットネスに興味を持つ人が増えてきたのではないでしょうか。
痩せたい、筋肉を大きくしたいと思い筋トレを始めた人も多いと思います。
そんなエクササイズや筋トレはいつから始まり、なぜ始まったのか知っていますか?
本記事では、そんなフィットネスの歴史や意味について解説し、フィットネスに興味を持つ人が増えていくれると嬉しいです。
最古の筋トレ
筋トレとして残っている記録のうち、最も古いものは今から約4500年前の古代エジプトです。
当時は健康のため・筋肉をつけるために身体を鍛えるのではなく、競技でいい成績を残すためにトレーニングが行われていました。
日本では縄文時代後期が始まるころで、筋トレをするというよりは、日常的な活動量が多く知らず知らずにトレーニングを行なっていた感じでしょうか。
筋トレの革命期
紀元前は記録のため・パフォーマンス向上のためにトレーニングを行っていました。
時はながれ、現代では美しい身体をつくるためにトレーニングするという人が現れました。
この起源は、約1900年頃に始まった「筋肉を披露する技芸」です。
これにより、筋肉を効率よく鍛えるためにダンベルやバーベルといったような器具が生まれました。
まさに筋トレ革命です。
パフォーマンスの向上だけでなく肉体美を求めるという認知の革命が現代のフィットネスブームの根底にあるといっての過言ではないでしょう。
筋トレの急成長
筋トレ革命により、トレーニング方法は急速に発展していきました。
1950年頃には様々なトレーニング方法が提唱され、70年代にはトレーニングマシンの導入がされていきます。
そして、現在でも様々なトレーニング理論やトレーニング器具が生まれてきています。
肉体美を求めるトレーニングの歴史はまだ浅く、今後も多くの理論や器具が生まれてくるはずです。
今後のフィットネスの発展も楽しみですね。
人はなぜ身体を鍛えていたのか
人はなぜ身体を鍛えるのでしょう。
パフォーマンスの向上という面で見れば納得はいきますよね。
スポーツ選手などがトレーニングをする理由は成績を上げすためです。
では、肉体美を目的にする場合はどうでしょう。
それは、簡単に言うと生存・繁殖に有意だったからだと考えられます。
肉体美と生存・繫殖の関係は以下の通りです。
- 狩りをするには体力や筋力が必要
- しっかり食べれている人の方が健康状態が良好
- 健康状態は肉体にでる
- 子孫を残すには健康的な親が必要
つまり、身体が美しい=健康的=モテた
これによって、人間は肉体美を求めるようになったのです
パフォーマンスの向上を必要としない人が筋トレをする理由としては、本能的に肉体美=モテると感じているからなんです。(そうでないとわかっていても)
平和な現在でトレーニングをする意義
現代は太古と違って平和になりました。
食料調達も簡単になり、身体を鍛える(トレーニング)ことをしたくても生きていけます。
しかし、私たちの本能は太古の昔とそこまで変わっていません。
皆さんも身体を動かした後に気分がよくなった経験などはありませんか?
それは、身体を動かして食料調達をしないと生きていけなかった人類がこう考えていたからです。
人間は、生きていくのに必要な行動に快感を覚えるように進化してきました。
SEXしかり、糖分補給しかり。
身体を動かす(トレーニング)も同じです。
トレーニングの唯一違うところは、快感が遅れてやってくることだけです。
トレーニングは苦痛なものではなく、快感を与えるものと考えれば、トレーニングに対する考え方も変わってきませんか?
ジムの80%offでできる、プレズの自宅パーソナルを見てみる最後に
今回は、筋トレの起源や意味について紹介していきました。
パフォーマンスの向上から肉体美の探求。
過去と現在でトレーニングをする意味は変わったのか変わっていないのか。
僕は根本は変わっていないように感じます。
パフォーマンスの向上も肉体美も元は食料調達でき異性からモテるということです。
そして、その原点にあるのは生きていくのに必要な行動=快感なのです。
筋トレなんてを何のためにやってるの?と聞かれたらこう答えるのが正解だと僕は思います。
「楽しいから」
そして、楽しいと思うメカニズムは今まで説明してきたように、生きていくために必要な行動に快感を感じるように進化してきたからです。
筋トレをしている人が理解できないと思う人はこう思ってください。
筋トレをする快感はお洒落をしたり美味しいもの食べる快感と同じ。
皆さんもどんどん快感を求めていきましょう。