「ダイエットをするのは難しい」「全然ダイエットがうまくいかない」そう悩んでいる人はとりあえず食事日記をつけてみては?という提案です。
ある研究によると、ダイエットの効果を2倍にするテクニックとして食事日記が推奨されています。
食事を記録をするというような簡単なテクニックではありますが、一定以上の効果が期待でき、ついでに意志力アップやメンタル改善などのメリットも同時に受けることが可能です。
記録することの有用性に関しては、食事の記録だけでなく、運動の記録、睡眠時間の記録など様々なことに応用可能です。
スマホのメモ機能にメモをしたり、お気に入りの手帳にメモを取ったり、既存のアプリを活用したり。やり方は自分に合った方法でOK。
「ダイエットを始めようと思っているけど、何から始めればいいかわからない」という人は食べた物を記録するということから始めてみましょう。
今回は、そんな食事日記の魅力について解説していきます。
記録するだけ、レコーディングダイエット
レコーディングダイエットとは、食事と体重を記録(レコーディング)するダイエット方法です。
方法は食べた物の重さやカロリー、食べた時間を全て記録する厳しめのものから、何を食べたのか記録するだけの簡単な物まで幅広く存在しています。
このレコーディングダイエットダイエットには一定以上ダイエット効果が期待されており、当ブログでも「ダイエットの成功率を大幅に上げる最強のテクニック。」として紹介しています。
研究や実際にレコーディングダイエットを実践した人の結果を見ると、記録するものが細かければ細かいほど効果が表れやすい傾向があり、
平均で1ヵ月2~3㎏程度の減量に成功しています。
記録するだけでなぜダイエットができるのかというと、以下の原因が考えられます。
- 無意識に食べることがなくなる
- 満足と満腹を理解しやすくなる
- 自分の食生活に「気づき」が生まれる
- 習慣の傾向をつかむことができる
このように記録することで、無意識の悪習慣がなくなり、より自分の身体の変化に気づきやすくなると考えられます。
気づくことで、今までの習慣の傾向がわかり、対策を立てやすくなるというのもメリットでしょう。
例えば、残業した後は高カロリーなものを食べがちだった。と気づき意識的に食事内容を考えることができるようになったり、友人といるとお菓子の量が増えるということにも気づくことができるでしょう。
今まで無意識に行っていたことを意識できるというだけで大きな成長です。
意識が向けば、無理をしないも対応しやすくなり、結果としてより良い行動を選択しやすくなるわけですね。
ストレス食い・リバウンド対策にも役立つ
食事日記で食べた物を記録するというのは、ストレス食い・リバウンド対策にも有効です。
ダイエットは成功率10%未満の難しい挑戦だといわれていますが、失敗の原因の多くはストレスとリバウンド。
過度なダイエットはストレス食いを引き起こしますし、ストレスによるコルチゾール(ストレスホルモン)の影響で体脂肪が燃えずらく挫折してしまう人が多いようです。
また、1度痩せてからも体重をキープすることが難しく、リバウンドしてしまうという人も多くいます。
記録することがストレス食い・リバウンド対策として有効な理由は以下の通り。
- 何にストレスを感じているのか。根本の原因に気づきやすい
- 無意識に過食をすることがなくなる
- 体重が減った時・増えた時に自分が何を食べていたの物のデータが取れる
- データをもとに失敗の対策や方法を検討できる
- リバウンドしても次の挑戦が簡単になる
ダイエット成功の秘訣はストレスをためずに摂取カロリー<消費カロリーの関係を継続すること。
無理のない範囲で自分の生活を記録し、自分自身のデータを増やしておけば、リバウンドしそうになっても対策ができますし、原因もはっきりわかります。
自分がいつストレスを感じ、どのように対処してきたのかのデータもわかるため、今後のダイエットがますます簡単になっていく。
1度や2度失敗したとしても、今まで記録したデータがあれば、それだけ次の挑戦の成功率をあげられます。
ダイエットは1度だけの短期的な挑戦ではありません。今後の人生を通して健康的・美しい身体を目指す挑戦です。
データが多ければ多いほど、これからのロングゲームはイージーモード。
そんな風に思って、気軽にロングゲームを楽しみましょう。
そのためにも、ダイエットマインドに関しての知識はあった方が良いかもですね。
記録は実行するときも効果を発揮しますが、失敗から学んで次のチャレンジにも生かすことができる最強のテクニックなんです。
【ダイエットマインド】ダイエットはロングゲームで考えた方が上手くいく。
食事日記 3つの方法
最後に実践的な食事日記方法を3種類紹介していきます。
- 紙や手帳にメモをする
- スマホ・PCにメモをする
- アプリを使ってメモをする
それぞれについてもみていきましょう。
紙や手帳にメモをする
最初は原始的な方法ではありますが、紙とペンでメモするというもの。
実は、目標達成するためには1番効果が期待できる方法でもありまして、手を動かす・視覚的刺激が入りやすいというのがメリットですね。
とはいえ、めんどくさかったり、データの管理が大変だったりというデメリットもあるのは事実。
継続しやすさを考えると考えようですね。
とはいえ、効果はそれなりに期待できるんでアナログ派でも頑張れるという方は紙とペンでも食事日記を付けるというのは良い選択かと思います。
スマホ・PCにメモをする
続いては、紙の代わりにスマホやPCにメモしておくという方法。
この方法のメリットはいつでもメモしやすく手間もかからないという点でしょう。
とはいえ、人によっては忘れやすくなったり、効果を感じずらいという人も多いみたいなのでデメリットもある印象です。
個人的にはあまりおすすめできない方法でもあります。
アプリを使ってメモをする
最後は著者も実践している方法。
既存するアプリを使用して日記を付けるというもの。
おすすめとしては「あすけん」「MyFitnessPal」。
どちらも使用者が多くいますし、食事を記録するとだいたいのカロリーも自動で記録できるのでとてもおススメです。
また、設定で記録を忘れないようにするという選択もできるので忘れっぽい人も簡単にできますからね。
どちらも無料版で十分効果は出ますので、ぜひ使ってみてください。
個人的にはアプリ・紙記録はとてもおススメできます。
食事を記録し、ダイエットの成功確率を大幅にアップさせてやりましょう。