昨日、「幸せのレシピ」という映画を見ました。
内容はこんな感じです。
主人公の女性料理人は今まで仕事一筋で成功をつかんでいましたが幸せを感じることはできませんでした。
ある日、突然の妹の死により妹の子供を育てることとなり、慣れない子育て、それによる職場環境の変化。今まで以上に大変な日々。
その過程の中で、人生における幸せとは何か、仕事の成功だけでは得られない幸せの本質について学んでいくストーリーです。
この映画からもわかる通り、幸せをつかむには順番があるということです。
出世すれば幸せか・大金持ちになれば幸せか、そんなことないと思います。
私たちは、幸せになりたいと望んでも幸せのレシピを知りません。
本記事では、化学的根拠とともに、人間が幸せ感じるための順番を紹介していきます。
1ステップ 健康であること
「なにをするにしても健康から」これは基本ですね。
健康に生きていてこそ人生は成り立ちます。
そして、健康とはただ病気ではないということではありません。
科学的に言うと体内の炎症レベルが低く、心身ともに病気のリスクが最も少ない状態です。
病気ではないが疲れやすい・常に眠気がある・肥満体型は健康とは言えません。
幸せになるための最も大切で基本となすことはやはり健康でいることなのです。
映画でいう主人公の妹も、子供と共にに幸せな人生を歩んでいくことができずにショックだったことでしょう。
2ステップ 家族(仲間)がいること
2ステップは「幸せのレシピ」が強調している部分です。
人は一人では幸せになせません。
人間は孤独に耐えられない生き物だからです。
その背景にも進化の歴史がかかわっています。
太古の人類にとって孤独は死に直結するものです。
一人では狩りはできませんし、安全に寝ることも、子孫を残すこともできません。
このことから人は他者との関係を重要視し、家族(仲間)との繋がりに幸せを感じるようになったのです。
太古の人類にとっては家族(仲間)がいなければ成功などできず、成功の前には必ず他者との繋がりがありました。
現代人は、趣味に没頭・美味しいものを食べるなど、一人でも幸せを感じることができます。
しかし、その前提にあるのは自分のいる場所があるという家族(仲間)との繋がりなのです。
映画でも、仕事は順調でも幸せを感じていない主人公が家族を持ち、生き方や考え方、幸せの感じ方が変わっていくようにストーリーが進んでいきます。
3ステップ 自己実現(成功)
自己実現とは、簡単に言うと夢を実現させるということです。
「夢をかなえれば幸せを感じるでしょ」と思っている人は非常に多いです。
たしかに、夢をかなえることは素晴らしいことです。
しかし、それを理由に健康や繋がりを犠牲にしていませんか?
自己実現はあくまで健康と繋がりが土台にあってこそ成り立つものです。
それを意識してどんどん自己実現を目指しましょう。
最後に
健康でいるから家族(仲間)と繋がれる。
家族(仲間)がいるから安心して自己実現につけて挑戦できる。
この順番は非常に大切です。
仕事をがんがりすぎて健康を害しては幸せにはなれません。
夢を追い成功できたとしても家族(仲間)がいなければ幸せになれません。
幸せは、健康・繋がり・成功 の順で満たしていくことが重要なのです。