「平日は我慢できているのに休日はついつい食べ過ぎちゃう」「暇なときはなぜかお菓子に手が言ってしまう」そんな方は多いのではないでしょうか。
実際、私自身も休日過食に悩んだ経験がありまして、やめよう・ダメだとは思いつつ、止められない瞬間が多くありました。
今思えば摂食障害の一歩手前。
そんな誰にでも起こりえる休日過食を克服するにはどうすればいいのでしょうか。
今回は、そんな休日に食べ過ぎちゃう人に向けて、おすすめの休日過食対策と休日の過ごし方についてご紹介していきます。
休日過食・週末過食って?原因は?
休日過食・週末過食とは、その名の通り休日や週末にだけ食べ過ぎてしまうことです。
平日はお菓子やジャンクフードを食べなくてもぜんぜん問題ないのに休日や週末なんかになると普段以上に大量の食べ物を食べてしまう。
中には、これ以上食べたら気持ち悪くなると分かっているにも関わらず食べることをやめられないという人もいるようです。
そんな、休日の食べ過ぎの原因は間違いなく過度なストレスです。
ストレスで太るの?ダイエットの最大の敵、ストレスについて…でもお話しましが、ストレスをため込みすぎると「ホルモンバランスに異常をきたし食欲アップ・満腹感ダウン。一次的な快楽を求めて過食に繋がる。」と言われています。
仕事や学校でのストレス・人間関係のストレス・過度なダイエットによるストレスなど…。
人間はストレスを感じることで生命の危機を感じ、瞬間的なパワーが生まれるとともに、即時的なエネルギーを必要とします。
大昔までの暮らしでは、ストレスが暴走することはなかったはずが、現代社会のような日常的に味わう人間関係・仕事・食生活などのストレスが身体に誤作動を起こしているのは間違いありません。
食べ過ぎ対策3パターン
休日過食の1番の対策としては、日々のストレスケアが重要。
とはいえ、そんなに簡単に対処できないのがストレス。
そこで、次章から次の休日からでもできる簡単な対処法を3パターン紹介していきます。
先にざっくり言っておくと以下の通り。
- 没頭する
- 環境を変える
- 認知の歪みを修正する
それでは1つ1つ見ていきましょう。
1:没頭する
まずは、何かに没頭するといった方法。
休日に食べ過ぎてしまうことが多い理由として、多くの人はやることが少ないということがあげられます。
仕事や学校などで時間を強制されていては何をするにも時間が足りません。
しかし、休日になれば平日よりは自分の時間を持てるため、何をしていいかわからず、即時的な快楽を求めて「食べる」という行動に走ってしまうわけです。
そこでお勧めしたいのが、何かに没頭する。
趣味でも、やってみたかった活動でも、新しいチャレンジでも。
おすすめはこんな感じ。
- 映画鑑賞
- 料理
- LEGO・パズル
いままで見たことなかった映画をレビューする気持ちで見るもよし、自分が大好きな料理や作ったことないお菓子などを買い出しからやってみるもよし、子供のころに好きだったものを大人になって再チャレンジするよし。
個人的にはLEGOブロックを創ってみるというのは意外と楽しく2~3時間くらい没頭するほど楽しめました。
もちろん、自分が好きなゲームやテレビに没頭するといったことでお良いですが、できれば自発的に何か新しい行動をとり、没頭するといったことがおすすめになります。
何かに没頭するということは、ストレス解消効果も期待できますし、休日に感じる幸福感を長続きさせるとも言われているので一石二鳥ですよ。
2:環境を変える
続いては、環境を変えるということについて。
普段から休日は家に引きこもり爆食を繰り返しているという人なら、1人でカフェやショッピングに外出している。
休日になると家を飛び出し、食べ歩きをしているというような人は、ゆっくり家の中で読書や趣味を楽しんだり。
普段いかないような遠くにプチ旅行や、家の近所を散策しまだ見ぬ場所を見つけたり…
今まで何気なく通っていた道もマインドフルネスに歩けば新たな発見がみられるはずです。
また、今までは家にお菓子が置いてあったというなら、お菓子を家に置かない環境にする。など、今までと同じで上手くいっていないなら何かを変える工夫をしましょう。
人と会って人間関係に関する環境を変えても良し、知らない場所に行って環境を変えても良し。
自分なりに工夫して、いろいろとチャレンジしてみることがおすすめになります。
3:認知の歪みを修正する
最後は認知の歪みを修正することについて。
「自分は太っているからダメだ」と思うのではなく「今は太ってるけどこれから痩せられる」、「お菓子を我慢できず食べてしまったから今日はもうダメだ」ではなく「お菓子美味しかったな。この後は気を付けよう」など…
人間の失敗の多くは1つ1つ見れば大したことがありません。
NGなのは、もういいやとあきらめ、行動を継続できないこと。
目標達成の敵「どうにでもなれ効果」とは?その対策は?でもお話しましたが、人間の目標達成を邪魔する1番の敵は心理面です。
特にダイエット中なんかは認知の歪みが起こりやすいといわれているんで、自分は今どんなことを思っているだろう。歪んだ考えではないか再確認する必要があるでしょう。
また、自分の身体に自信がない人はダイエットをしてもうまくいかないというようなデータもあるので、自分の身体に対するボディイメージについては歪みを修正していくことが重要そうですね。
ボディイメージを修正するためにも、休日にヨガや太極拳など身体を使ったエクササイズをやることがおすすめ。
研究によるとヨガや太極拳は認知の歪みを修正しやすく、他にも複数のメリットが報告されているため休日にやってみるチャレンジとしては良いかもですね。
まとめ
最後に今回のまとめ。
- 休日過食の原因はストレス
- 対策としては、没頭・環境・認知
- 新しい趣味や活動に挑戦する
- 今までの環境を変える
- 考え方から変える
日頃のストレスや疲れから解放される休日は普段より食べ過ぎてしまうというのは仕方がないこと。
人間は1日2日じゃ太りません。そんなに気にせず、自分のペースでゆっくりとダイエットを進めていっていただければ幸いです。
たっべ過ぎて落ち込むよりも、美味しい物を食べれたと喜んで、それを活力に次の日を頑張る。
そのくらい気軽に考えることが重要というわけですね。
※ダイエットオタク休日ルーチン
番外編として、ダイエットオタクの著者が行っている休日ルーチンについてご紹介します。
- 6~7時:起床し、歯磨き・ストレッチ・15分トレーニング
- 7時30分:散歩or瞑想
- 8時:朝食
- 9時:ブログ記事制作
- 11時:トレーニング
- 13時:昼食
- 14時:余暇活動(読書・YouTube・映画鑑賞・知らない場所で散歩・おやつ…)
- 16時:料理(仕込み・夕食の準備・作ってみたい料理を考える)
- 18時:ブログ記事作成(家族の帰宅まで待ち)
- 19時:夕食(家族ともに)
- 19時半:入浴
- 20時:ブログ記事作成or映画鑑賞
- 23時:就寝
これはあくまで一例ですが、何も予定がない日はこんな感じで過ごしていることが多いです。
著者も以前までは休日の度に履きそうになるくらいまで過食していました。
今だってたまに食べ過ぎてしまうことはあります。
ですが、たとえ過食して待ったとしても、自分はダメだと自分自身を責めることはありません。
たまの休日くらい、自分が理想としている生活を試してみてもいいかもしれませんよ。
以上参考になれば嬉しいです。