「1日1万歩くのがいい」と聞いたことがある人もいるはずです。
では、1万歩歩かないとメリットはないのでしょうか。
そんなわけないですよね。
本記事では、このくらい歩いとけば問題ないよというラインを提示し、その根拠とおススメの方法についてご紹介します。
先に結論だけ言っておくと、7500歩程度です。
それでは解説していきます。
1日は7500歩でメリット十分
健康を考慮した1日に必要な歩数は7500が理想です。
その根拠は、ある研究で歩数と死亡率の関係を調べた研究がベースになります。
この研究では、3万人以上を研究対象とし、約10年間観察したものです。
結果は、7500歩以上歩いている人は、あらゆる原因で死亡する確率が40%も低い。
となりました。
もちろん追加して1万歩以上歩くとさらに死亡リスクが低下したというデータもあるんですが、7500歩とそこまで変わらないよう。
なので、歩くのが好きな人は追加でしてもいいかも?くらい。
散歩はあまり好きじゃないけど健康のためにと思っている人は7500歩を目安にしてよさそうですね。
デスクワークが多い人は…
自分が1日にどのくらい歩いているか知っていますか?
厚生労働省の発表によると、男性は約6800歩、女性は約5800歩というデータがあります。
しかし、これはあくまで平均データであって自分がどうかはわかりませんよね。
デスクワークが多ければ少ないでしょうし、営業などでよく歩き回る人は1万歩以上ということも珍しくないんです。
なので、1度スパホのアプリなどで調べてみることをオススメします。
参考までに程度の目安となる歩数も乗せておきます。
- 学校へ通う学生 7000〜9000歩
- サラリーマン 8000〜1万歩
- デスクワーク 4000〜5000歩
- 高齢者 3000〜5000歩
- 在宅勤務 2000〜3000歩
自分が今どれくらい歩いているか分かればゴールも見えてきます。
ぜひ、7500歩以上を目指しましょう。
おススメの歩数増やし
人は何分歩くと何歩くらいになるのか知っていますか?
個人差はありますが、だいたい10分歩くと1000歩くらいになります。
意外とゴールは簡単のように思いませんか?
僕がオススメする方法は以下の2つです。
- ①こまめな散歩
- ②ステッパー
それぞれ簡単に説明していきます。
まず、①こまめな散歩は当たり前ですね。
時間は朝や仕事終わりなど、いつでも構いません。
少しの時間でも散歩に出かけるだけです。
散歩は行く前は乗り気でなくてもやってみると意外と楽しいものです。
ぜひ生活に取り入れてみてください。
②ステッパーは知っていますか?
いわゆる室内でウォーキングみたいなことができる器具です。
これのいいところはTVを観ながらや本を読みながらできるところ。
気づいたらめちゃくちゃ歩いてたということもあります。
そして、ウォーキングマシンのように大きくなくコンパクトなため部屋の場所を取らないということもメリットだと思います。
デメリットとしては器具によってはギコギコ音が鳴るということくらいですね。
オススメのステッパーを下に載せときます。
静かで最強(今使ってるもの)
少し音がする(1年ちょっと使ってた)
最初に買ったやつ(1年使って壊れた)
最後に
最後に『健康は習慣』です。
1日やったからと言っていいというものではありません。
なので、休みの日だけ30分ウォーキングに行くなどの方法はオススメしません。
いつでもどんな時でもやれるレベルの小さなハードルで十分だと思います。
ゴールが分かれば実行しやすいものです。
今回の記事で7500歩というゴールを知り、健康習慣の第一歩としてくれたら嬉しく思います。