ダイエット中はストレスとの闘い。
過度なストレスがかかるダイエットは成功しないどころか太りやすく痩せにくい身体になってしまう可能性すらあります。
ストレスと上手く付き合い、ストレスを味方につければダイエットが加速するのは間違いない。
そこで、最も重要となるのが悪いストレスをどう対処していくか。
そんなストレス対策として、自然の力を使うという方法をご紹介。
人類は昔から自然と共に暮らしていたためか、自然を感じるとリラックス効果があるといわれています。
そんな自然をどう生活に取り入れていくべきか。効果的な方法は何なのか、それぞれ解説していきます。
自然のリラックス効果
2016年に発表された論文によると、自然に触れあうだけで副交感神経が活性化しリラックス効果が得られると結論図けられています。
他の研究では、自然が身近にあることで呼吸器系やがんでの死亡率が優位に減少するとも言われており、腸内環境も整いやすく、免疫機能にも関係しているんだとか。
研究者たちは、「自然と触れ合える環境と死亡率の低下には明確な相関がある」と考えているようです。
また、自然との触れ合いはホルモンバランスにも影響をもたらしていまして、セロトニン(幸せホルモン)の分泌量が増えるとも報告されるわけです。
ストレスがかかっていると、セロトニンの分泌量が減り、メンタル的に打撃を受けるとも言われているため、セロトニンの不足を抑える自然の力は偉大ですね。
自然の中を歩くだけで幸福になる
続いて紹介するデータは、2015年にスタンフォード大学で行われた物。
この論文によると、森林などの自然の中を歩くだけでうつ病の改善につながる可能性があると報告されています。
この研究では、被験者を90分ほど自然の中を歩かせたことによって優位にメンタル的な改善が見られたんだとか。
この研究では、自然によるメンタル改善効果と軽い有酸素運動によるリズム運動の効果が相乗効果を発揮した可能性は大きそうですが、自然によるメリットは大いにありそう。
自然の中を歩くという行動は、人間本来が生きてきた形そのものであると考えられるため、人間のパフォーマンスが最大化されるというのは当然かも知れませんね。
デジタルな自然でも効果がある
ここまでみて、自然がいかに有益なものか理解はできたが、「家の周りに自然なんてない」「自然の中に行く時間なんてない」という人もいるでしょう。
そんな人はデジタルな自然でも効果が得られるぞという面白いデータをご紹介。
研究によると、自然の写真や自然の音(水の流れる音や小鳥の鳴き声)を見聞きした被験者は副交感神経が活発になり、心拍数が下がった。ついでに、セロトニン(幸せホルモン)の分泌も促進された。と報告されています。
スマホやパソコン等を使用し、大自然の写真を見るだけで、私たちのストレスは減少し、メンタルケアに繋がるというのは嬉しい情報ですね。
また、たまたま旅行に行った際に取ったお気に入りの自然の写真を見ることによってもストレス解消効果は期待できると思うので、思い出にひたると同時にストレスケアもやってしまうというのはいいアイデアかもしれません。
いずれにしても、忙しいビジネスパーソンや学生にとって、スマホやパソコンで科学的に正しいストレスケアができるのはありがたい。明日からでも試せるテクニックですね。
最強のパワースポットは公園
最後に科学的に正しい最強のパワースポットについて。
最強のパワースポットは公園。
特に自然が多い公園はメンタルケアもでき、軽い運動をすることもできる最強のパワースポットです。
朝の優雅な時間にやる朝散歩。ランチタイムを公園で。仕事疲れは公園で一息。
休日は公園に出かけてみる。
このように、生活の中に公園・自然を取り入れメンタルケアをしていくことで今後の生活がより良くなることは間違いありません。
1日1分からでも自然を取り入れるよう努力してみましょう。(できれは1週間で90分以上がベストかも)
忙しい方は、デジタルの自然や観葉植物等を使用するというのも良い選択肢かもしれません。
できるだけ多く生活の中に自然をと仕入れ見ましょう。