「アイデアのちから」って本を読みました。
アイディアは創造するものではなく発見するもの。
そして、アイディアは他人に共有できてこそ力を発揮する。
いいアイデアにはどんな共通点があると思いますか?
だれも思いつかないような奇抜なもの・想像もできないもの
違います。
いいアイデアの共通点は、
「単純で」「意外性があって」「具体的で」「信頼性があって」「感情に訴える」「物語」です。
この共通点があることでアイディアは他人と共有でき、実現することができるのです。
そして、最も大切なことが、「知の呪縛」を回避するということです。
今回は、知の呪縛とは何ぞやということについて紹介していきます。
詳しくは本書をぜひ。
「叩き手」と「聴き手」
「知の呪縛」とは簡単に言うと、伝える相手は自分ではないということです。
「叩き手」と「聴き手」という話を知っていますか?
知らない人は2人いれば簡単にできるものなのでやってみてください。
まず、叩き手(あなた)は誰でも知っているであろう曲、例えばハッピーバースデートゥーユーを指でリズムをならしてみてください(机とトントンするなどで)
聞き手(相手)はそのリズムをきいて曲名を当ててみてください。
簡単に伝わると思いますよね。
僕も2~3回やれば正解できるはずと思っていました。
しかし、結果は全然伝わらない。
研究によれば、正解できる確率は40回に1回だったそうです。
みんながあなたのように賢いわけではない
何かを伝える時にも僕たちは、専門知識や難しいデータを持ち出したりりていませんか?
「立ち上がり動作には足関節の背屈可動域と骨盤の前傾が必要です。だから体の柔らかさは大切です。」と言われてもピンとくる人は少ないですよね。
そういわれるより、「身体を柔らかくすると、ケガをしにくく、血の巡りもよくなってダイエット効果もありますよ。」
と言われた方が伝わりやすいですよね。(体の柔らかさとダイエット効果は本当に関係があるかは微妙ですが)
アイディアはまず伝えること。
伝えることができないものはただの理想で終わってしまいます。
自分でもしっかり理解し、相手に伝わっているかを確認していきましょう。
一度知ってしまうと知らなかった時を忘れてしまう
知識を増やしていくなかで多くのものを経験し、理解してきたと思います。
はじめは、何も知らない状態スタート
様々な経験をしていく中でスタートしたての頃をわすれてしまうのはしょうがないことですよね。
しかし、この忘れがアイデアを他と共有するための1番の敵になってしまうのです。
自分はこのアイディアを考えるために様々な知識をつけ、いろいろ考えを巡らせました。
その結果、アイディアを思い出す前のことをわすれ、他人と共有できなくなってしまうのです。
まさに、トントンと音を鳴らしているだけの叩き手のようになってしまうのです。
「知の呪縛」から逃れるには、、、
知の呪縛から逃れるには、自分のアイディアをもい一度見直してみることです。
そのアイデアが「意外性」「具体的」「信頼」があるかを見極め、「感情に訴える」「物語」にしていくのです。
そして、最も大切なことが「単純である」=核+簡単
いいアイデアの共通点についての詳しくは本書にて、